ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

ちょっと何言っているかわからない。

夫がよく見ているサンドイッチマンのコント、
こどもたちも一緒に見ているうちに我が家で流行っている言葉、
「ちょっと何言っているかわからない。」。
我が家での使い方は阿藤快の「なんだかなぁ」と同じ。

先日、花子と同じ中1だけれど、
違う中学校で不登校になっている子の話を聞いた。
小5から不登校で、中学校は行けたり行けなかったり。
それでも、理科と社会は学年1位を取り続け、5科目でも順位は上位5%。
その子の2学期の成績表、理科と社会が5段階の3だったらしい。
1学期より2学期は学校への出席日数が少なかったらしいけれど…
学年1位を取り続けていても5段階評価の3になったため、
その子はますます学校に行けなくなった、と続く。
3の評価をした先生に
「ちょっと何言っているかわからない。」と言いたくなる。

学校へ行くだけがそんなに偉いか?
ほぼ独学でその順位をとったことは評価されない?
一番の評価ポイントは健康か?

と、ついついヒートアップするのは我が家の花子も
どちらかというとその子と同じ。
学校に毎日登校することがむずかしいから。
頻繁に発熱する。
以前、末っ子の次郎が周期性発熱(PFAPA)と診断された。
かかりつけ医が休診日に末っ子が高熱だったため受診した病院が
PFAPAに詳しい先生だった、らしい。
PFAPAは家族の遺伝が大きいと言われた。
確かに夫の発熱頻度は異常で看護師のママさんたちに
「一回、どこかで精密検査したほうがいい」と何度言われたか。
そして、我が家の子供は3人とも発熱が周期的にあり、
PFAPAでしょう、と言われた。
就学する頃には治る人も多い、という話だった。
夫は治っていませんけれど!ということで、夫は例外か。
末っ子の太郎も「なかなか見ない数値」といわれるほど
血液検査で高い数値をたたき出した。
その後、真ん中の次郎と末っ子の太郎は発熱頻度が減った。
毎月の発熱もほぼない。
ただ、花子は周期的にいまでも発熱する。

そして、発熱のたびに休ませていたところ、(至極、当然)
「月に2回は発熱していますよ。」と担任に言われた。
ええ、知ってますけれど。体温測定もチェックするし、
欠席連絡も私が電話で中学校に入れているので。
担任は「ずっとしんどいわけではないやろ?遅刻や早退はどうや?」と言う。
高校受験のため、出席点のため欠席日数を少しでも減らすように、
という担任の意図はわかるけれど、
「ちょっと何言っているかわからないんですけれど。」

上位5%に入っている子も花子も勉強に遅れているわけではない。
休んでいる、休みが多くても勉強はしっかりついていっている。
それなのに、多少きつくても健康ではなくても学校に来いって?
発熱を押して、体がしんどい中で登校する価値が
学校にあるのか教えてほしい。
きっとそうやって大人になった人たちが発熱を押して出社するのだろう。
私自身は発熱が年に1回あるかないかレベルの健康な
至って普通の学生時代を送ってきたので、
我が家のこどもたちの発熱頻度は多い…とは思うし、
学校の先生たちもきっと私と同じ元気な学生時代だったのだろうと
推察する。
だから、つい「本当に発熱?」と先生が聞きたくなるのもわかる。
ストレスからの発熱では?なんて聞かれたときには、
その質問がストレスなんですよ、と言いそうになったけれど。

解決策としては…と考えて、花子の周期性発熱の診断書をとろう!と
思い立った。
「診断書があったら、違いますか?」と以前、担任に聞いたとき、
「いや、別に…」だったけれど、
お役所関係は”文書”好きですから。
診断書がでれば、どーん!とそれを持参する。
出なかったときは、そのときにまた考える!と夫に話したところ、
この新型肺炎のいま、出るか出ないかわからない診断書をとるために
検査をしに病院へ行く?
「ちょっと何言っているかわからない。」と言われた。