ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

びっくりしたこと

清少納言の本を読んでいるので、なんだか羅列したくなる
今日この頃。

びっくりしたもの、
お土産のお返しに作りすぎたおかずのおすそわけをしたら、
またおすそ分け以上にもらったお菓子、
ペン字の先生からいただいた雅号
ロンドンのパルへ送ったEMSの費用

 

羅列したら、ついだらだらと説明したくなる。
それを説明せず、誤解されようと、違う解釈をされるかもしれない
可能性を気にせず書いていた清少納言、メンタル強いのか、
それとも見せる予定は本当になかったのか…。
私は清少納言のようにすっきりと書けそうにもなく、
だらだらと書いてしまう。

ロンドンのパルが「ちょっとお願いがあるんだけれど…」と
メッセージを送ってきた。
この前は「姫路城のどこどこの店でしか手に入らない」なんていう
ご当地キャラ(しかも日本人の私も知らないマイナーさ)の
キーホルダーで、「いまのコロナの時期はちょっと無理…」とお断りした。
今回はなに?と思ったら、蚊取り豚。
あの蚊取り線香の?
アースノーマットの?
でも、イギリスと日本で電圧が違うから使えないのでは?と
話すと、「陶器製のがいいの!」とアマゾンの画像まで見せてくれた。
・・・陶器製の蚊取り豚をイギリスまで?
ちなみに線香はいるの?と聞くと、「もちろん!」
しかもお友達にもプレゼントしたいから、2つほしいのー!と。

1月から、国際小包を送るにはネットでインボイス申請が必要。
どんな物品を、いくらのものをいくつ送るのか…と。
これがとーっても面倒くさい!
やったことのある人はわかる、使いにくいHPになっている。
あまりにも使いにくくて、郵便局員の友人に愚痴ったら、
「PCに慣れているメイでそれなら、高齢者には大変そう…」と
青ざめた返信が来た。

ということで、私は面倒くさくて、できたら物品を送りたくない!
という状況になっている。
しかも、コロナでSAL便(飛行機の空いているときに荷物を乗せてもらって
航空便より安く、それでも航空便よりはちょっと日数がかかる)も
使えない今、送料が高い。

ここはEMSでいくか…と高いのであまり使わないEMSを選択し、
インボイスも作成。
郵便局で箱を買い、家で印刷した書類一式を持ち、完璧!と
思ったら、「サインを…」と署名を求められた。
6か所ほど!!
「署名を6か所?!日本のハンコ文化のすばらしさを
いま私、感じてます。。。」と郵便局の顔見知りの局員さんに言うと、
「ほんまやね~!」と大いに賛同してくれた。
シャチハタでいいなら、楽なのに~!
家でインボイスを作成し、郵便局で箱に入れ、署名もして…
「8100円です。」と…8100円?!
EMSって、そんなに高いの?
ここで、「やっぱり航空便」とするには書類の作り直しが
きっといるのだろう…と思い、変な汗をかきながら8100円払った。
送る物品の中身を知っている局員さん(顔見知り)に
「蚊取り豚2つが高くついたね…」と同情された。
陶器は二度と送るまい…と心に決めた。
蚊とり豚に送料8000円って!!

呆然としつつ、帰宅したら、ペン字の先生から雅号贈呈、
というお手紙がきていた。
雅号?!
級位も段位もつかず、のほほーんと練習し、
「それっぽい字を書かずに、ちゃんと手本を見ましょう」とか
「名前はもう少し丁寧に」とか
「もっと手本を見て」とか書かれ続けている私に雅号?
あれ?雅号って、どういうときにもらうんだっけ?と
書道の先生をしている友人に聞くと、
「師匠による」なんて言われる。
それは答えになってない…。

師範になったときとか、お弟子さんが雅号くださいって言ったときとか
いろいろとあるようですが、
私の先生は「長年、練習しているから」と書かれていた。
師範ではないけれど、今後に期待!の期待が入った雅号?
雅号には”柊”の文字が入っていた。

Leiognathus nuchalis

どこからきた、柊?なぜに柊?先生の雅号とも関係ないし、
私にも関係ないのだけれど、あのトゲトゲの柊が私の雅号に
入っているって、先生、字だけで私を見破ったのか?!
清少納言も字の汚い男性ほどいやになるものはないと書いていたけれど
1000年経っても手蹟にこだわっている人たちがいるとは
清少納言も思わなかっただろうなぁ。

こうやって長々と書いてしまうものなのに、
「うつくしきもの」と、羅列していける清少納言の削ぎ落された美意識や
センスはやっぱり当時も今も抜きんでていると改めて思う。
お友達になりたいか?と聞かれると、「ちょっと無理」だけれど。