ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

初夢

リスニングのCDなくした~!!っていう人、多いはず。
英語の本によくあるCDつき、あのCDって、すぐなくなる!
リスニングのCDをなくしていることに今日気づいたけれど、
いつからなかったのかわからない。
引きちぎられた跡がありますけど…という子どもたちからのツッコミにも
「それがお母さんだっていう証拠があるわけ?」と抵抗したら
「お母さん以外にこんな風に汚くひきちぎる人はいない」と言われてしまった。
正月だっていうのにさ…という話をロンドンのパルにした。
なぜこんな話をロンドンのパルにしたか。
「英語の本のこことここを読んで!リスニングCDの代わりに!」と
音声を録音して送ってもらった。
そして花子に聞かせた。
「これから、ずーっとこの本をロンドンのパルに読んでもらうの?」と
花子に呆れられた。
次の5ページはコロラド州のパルに頼もうかと…。

ロンドンのパルと初夢や新年の抱負、初売りについて話した。
ロンドンのパルは初売りで達磨をゲットしたそうです。
初売りで?
ロンドンで?
だるま???と、しつこく聞き返す私に
「これ~」とピンクの小さなだるまのチャームを見せてくれた。
日本のだるまよりちょっとかわいく見えるのはピンクだからか???
去年からだるまにハマっているロンドンのパル、
「ダルマのピアス、日本に売ってない?」と。
達磨のピアス…そんなもの見たことないわよ、と言いつつ、
小さな達磨があったら、ピアスに彼女が加工するというので
ピアスに加工できそうな達磨を探さなければ。
そのお礼はすでに準備しているわよ!と彼女がちらっと見せてくれたのは
チョコレート!!!
冬だ~!!冬が来た~!!
チョコレートをもらう完ぺきな季節だ~!!と日本でも私が大喜び。

クリスマス前に彼女に冬の足袋ソックスを送った。
かわいい柄を見つけたので手紙と一緒に。
それを穿いて、あちこちのクリスマスパーティーにでかけ
「すてきじゃないの~!」とあちこちで褒められたらしい。
”My cute socks were much,admired by my family!
I told them it was because you have excellent taste lol"
(私のかわいいソックスが家族から褒められたのよ。
私は彼らにメイのセンスがいいのよ、って話したわ、笑)

足袋ソックス、センスで選ぶというよりも、見つけたら買う!
見たことない柄なら買う!という感じになってます。
センスもへったくれもない…。
5本指ソックスは結構あるのに足袋ソックスがなかなかないのよね~。

初売りにもいかず、新年の抱負も特になく…の私ですが、
今年の初夢はすごかった。
びっくりして朝3時に飛び起きたほど。

家にいたら、某金融機関から、
「貯金、下ろしましたか?」と電話がかかってきた。
いいえ、と答えると、「キャッシュカードを確認してください」と言われる。
いつも担当してもらっているお兄さんで、
なんでそんなことを?と思いながら、財布を見るとキャッシュカードがない。
財布から全部のポイントカードまで出して、財布を空にしてもない!
カードを落とした!!と焦った私にお兄さんが追い打ちをかける。
「どうやら、カードを落として、コンビニのATMで下ろされたようです。」
とお兄さんが残念そうに言う。
・・・いかほど下ろされているんですか?と聞くと、
「全額2500万ほど。」と。
全額?!
2500万?!…って、2500万?!と、飛び起きた。

ど…ど・ど・どうしよう、2500万!!!!って焦ったけれど、
全額下ろしても貯金が2500万なかったわ…と気づき、
あぁ、夢か、と気づいた。しかし、2500万が消えたショックで
心臓バクバクで3時から眠れない。(元々もってないんだとわかっているのに)
ついでにもっとよーく考えると、
その金融機関では通帳しか発行してないんだった。
そして、多分、コンビニで2500万も一気にはATMからだせないかと。

2500万なんてことはいわないから、
その3分の1でも宝くじ当たったらいいのに、と小6の花子に言うと、
「小さな夢のように語っているけれど800万円以上って…正月からずうずうしい」
と言われてしまった。

「8百万宝くじで当たったらどうする?」と花子に聞かれた。
銀行に預ける。
当たらないのよね~、宝くじ。そもそも買ってもないから。

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日本語を使う仕事

語学を仕事に生かせている人は少ない、と思う。
特に日本語を学んでいる海外のパルたちで日本語を使って
仕事をしている人なんて皆無!
私のパルの中で一番、日本語を使っているパルは日本によく旅行に来ている
香港のパルとアメリカのパル。
彼らは絶対、私より東京に詳しいと思う。

そういう人たちを除外すると、日本語を自分の国に戻っても
使っている人はほとんどいない。
ロンドンのパルも大学では日本語の講義をかなり優秀な成績で
修士号までとったものの、日本語を使う仕事はなかなかない、と
嘆いている。
そうだろうねぇ・・・と思っていた。

東北でAETをしていたアメリカのパルが去年、帰国した。
故郷ではなく幼馴染とルームシェアしながら仕事を探す、
なんていう手紙をもらったときは、危険な臭いしかしないと思ったら
予感的中で、次の手紙にはルームシェアがいかにストレスが、
いかにソリが合わないか、と。
そして、お金を貯め次第、また移動する!という手紙を受け取り数か月後、
彼女はまた引っ越し。
これは危険な根無し草コースかと思ったら、
彼女の転機はこの引っ越しだったもよう。

まず、ちょっとした短期のパートタイムの仕事を得た。
しかも、日本語を使うの~!と。
日本からやってきた大学生の手続きを手伝う仕事、だったもよう。
その短期の仕事も終了間際になると、どうする?どうする?と
心配していたら、今度は日本の駐在員さんとの通訳、
という形で不動産業界。
おぉ~!そういう手もあったのか!!と感心していたら、
今度は駐在員さんがたーくさんやってくる日本の大手企業で
働くことに。
やってきた駐在員さんの引っ越しや手続きの手伝いのようだけれど、
結構な大手で(その業界を知らない私が社名を知っているくらい)
工場が新設されるとかで、どんどん駐在員さんもやってくるようで…
日本にいる時より、日本語使っているんじゃない?とからかいたくなるほど。
その上、「いまは素敵な男性と出会い、デートまでしているの」と。
アメリカにはもう春が来たようです、-8℃らしいけれど…。

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支配あれこれ

ロンドンのパルとクリスマスの話をして、
今年は帰省しないことを話した。
話せば長くて、書ききれないほどのいろいろがあるけれど、
帰省しないことを実家の両親に話すと、
母から「花子が今年は行かないらしいってさみしそうに
おとうさんに電話したらしいわね。かわいそうに。」と言われた、
という話をロンドンのパルにした。

私も花子が電話で話しているときにいたけれど、
普通通りでしたけれどね…。
「今年は行かなくていい?」と何度も子どもたちに聞いたけれど
「それって、私たちになにか変化ある?」という程度で
”さみしそう”とか”残念がって”とかもなく…。

"It is a bit of cheap shot from your mother!"と
ロンドンのパルに言われた。
”cheap shot"、卑怯な手、当てつけ
「お母さんからのちょっとした当てつけだったわけね」

そういうことになるかと。
オランダのパルの手紙によると、彼女のお母さんも同じタイプのようで
"They wants dominate daughters."(娘を支配したいのよ)と
dominate:支配する、
という結構、きつい単語を使っていてびっくりした。
子どもを支配したがる親という話になったとき、
アメリカのパルたちはよくcontrolという単語を使っていた気がする。

たった2年愛用していた腕時計は久しぶりに自分で選んだ腕時計だった。
夫と付き合ってから、夫が腕時計をよくプレゼントしてくれた。
手首に二重に巻き付ける珍しい限定腕時計だったり、
好んでつけていたけれど、
「独占欲の象徴っぽい」
「支配されたい人?」と友人たちによく言われた。
結局、夫が私を支配できたのは腕時計だけだったってことね、と
ロンドンのパルに話すと笑っていた。

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未来への手紙

 

orange : 1 (アクションコミックス)
 

 『orange』を読んだ。

10年後の自分から手紙が届くというもの。
後悔を残さないようにやってほしいことがたくさん書かれている。
6巻まで一気読みで、泣いてしまった。
あぁ、青春…と思いつつ。

子どもの頃、未来への自分に手紙を書いていた。
手紙を書くのはいつも先が心配な時で、
「志望高校に合格できていますか?」とか
「行きたい大学へ行けましたか?やっぱりあのA大学?」と
うきうきでキャンパスライフを想像した文面だったりした。
結婚に悩んだときや選択に悩んだとき、
相談したのはいつも未来の私へ、だった。

そして、それを読むたびに、
「なんて小さなことで悩んでいたんだ、私は!
いまはもっと大変なことがあってね…」と語り掛けたくなった。

過去の私に手紙が書けたら、きっと楽しいだろうなぁ。
一番の相談相手になるか、
全くソリがあわないかのどっちかだろうけれど。
過去の私はいつも進路を心配していた。
高校受験時代だけで何通もの手紙を書いていた。
”楽しめる人には楽しめるけれど、楽しめない人もいるらしい”という
いま考えるとどこの高校もそうだろうよ、という高校を志望し、
合格して3年間通った。
どうやら、楽しめるほうだったよう。
大学は最初に希望していたところではなく、
過去の私が手紙につづった洗練されたキャンパスライフとはほど遠かったけれど
それでも過去の私に「その選択は間違えたと後になって気づくけれど、
その間違いも後になって正しかったと思う」と伝えたい。

そして、せっせと未来の私へと書いた手紙、
断捨離をしたときに一番最初に捨てた。
紙袋いっぱいあったのに。
「捨てたら戻せないものと買い戻せるものとあって、
それは戻せないものやで。」と何度も夫に確認されたけれど、
私が死んでから、これを誰かに読まれるかもしれないと考えたら
一番に捨てたいのはこれ!生きている今日、捨てる!と捨てた。
手紙を書くこと自体がセルフカウンセリングのようなものになっていたんだと思う。
だから、書いた時点ですでに効果があって、
それを読み返すことはあまり重要ではなかったのか!と気づいてから
とりあえず手帳に書くようになった。
そして、毎年、捨てているけれど、
久しぶりに未来の自分に手紙を書きたくなった。

 

 

クリスマスカードについていた切手

サウスカロライナ州のパルからきたクリスマスカードは

花子の好きな鳥の切手だった。

f:id:bitter-chocolate3:20181227110129j:image

香港のパルからきたクリスマスカードは朋友(友達)と

クリスマスの切手。

f:id:bitter-chocolate3:20181225202836j:image

 今年も10枚近くのクリスマスカードが届いた。
日本でいうところの年賀状感覚なのだろう、
最後の手紙はいつだったかしら?というようなご無沙汰な人からも
クリスマスカードがきたりした。

今年も終わるわ…としみじみロンドンのパルと話したり、

サウスカロライナ州のパルに愚痴ったりの年末。

 

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乙女の祈り?

花子の発表会の曲、すごい。
なにがすごいって…選曲ミスった?と思ってしまうくらいすごい。
今年は”乙女の祈り”を弾きます!


牛田くんの乙女の祈りもいいけれど、

www.youtube.com

花子の場合はまず弾く前に「よし、弾くぞ!!」と気合を入れて
自分の顔を叩く。
「もしかして、塩もまく?高見盛か?」と
ピアノの先生に前回のレッスンでも突っ込まれた。
「ピアノに塩はまかない!」と花子は言いつつも、
「気合入れて弾くから!」と長袖もまくる。
「ついでにハチマキもする?」とピアノの先生にまた突っ込まれ…
そしてかーなーり気合の入った”乙女の祈り”。

・・・いやいや、乙女の祈りなの、これ、オトメ!!と
先生に突っ込まれる。
「花子ちゃん、何を弾いているかわかってる?」と聞かれ、
「オトコの祈り!」と。
あぁ、確かに気合たっぷり…押忍!押忍!なオトコの祈り。

ペダルとかでごまかせます?と、つい先生に聞くと、
「ペダルはメイクと一緒よ。」と名言が出た。
うわべを取り繕ったところで、元は隠せないから、と。

「やわらかく弾いてね~」とダメだしをしつつ、
「トリルは上手ね」と、ほめることを忘れない先生に
「トリルすごいでしょ?トリルをするようになってから
指相撲で負けなし!!」と鼻息荒く言う花子に
先生も「花子ちゃんだけよ、トリルで指相撲、無敵って言っているの」と
相変わらずの花子に呆れられた。
「先生も指相撲、無敵でしょ?」と聞いた花子、
「もういいから、さっさと弾きなさい」と言われていた。
レッスン見学しているんだか、漫才見ているんだか…。

 ピアノの先生が読譜がうまいこ、リズムが正確な子、と
それぞれに長所があるという話をしてくれた。
「私は?」と花子が聞くと、
「花子ちゃんのすごいところは、そのメンタルの強さよ!
あんた、なに言われても強いわよね。
口開かずピアノ弾いていたら乙女なのに~」と先生に
心底、残念そうに言われた。
「花子ちゃんのこと、発表会でしか知らないママさんは
女子力高そうって勘違いしているのよ」
と言われた。
勘違い、是正しないでおいてください、とお願いしてレッスン終了。

冬休みの本

以前は苦手だった人々に最近、妙に共感してしまう。
例えば、こどもを4人東大に入れた佐藤ママ。  

「灘→東大理III」の3兄弟を育てた母が明かす志望校に合格するた

「灘→東大理III」の3兄弟を育てた母が明かす志望校に合格するた

 

  彼女の自分の時間を犠牲にして(彼女は犠牲とは思わないだろうけれど)
こどもたちの教育にかけた情熱や時間を批判できる人なんて
いるのかしらと思うほどに感心する。
あっ、もちろんお金もかかってますが。

こどもの内からこどもに手帳を持たせて学習計画を立てる!
という自立したこどもの学習方法を掲げる本も多いけれど、
我が家も私がこどもの冬休みの計画を作った。
「学習計画を立てることが意外に時間がかかるから」ということ。
その時間があればピアノ弾けるのでは?と発表会が近づいてきて
焦っているのは毎年のことながら私だけ。
6年生の花子が「今年は自分で学習計画を立てる!」と言うので
やらせてみたら、30分刻みの過密スケジュールで、2時間で挫折した。
そして2回目は「臨機応変に」と一言でかでかと書いていただけ。
それは最早スケジュールとは呼べませんけれど。
といった具合に、6年生でコレだから、中学受験対策に学習計画を
佐藤ママが作ったのは効率もよく、理にかなっていると思った。

そして、もう一人は「今でしょ!」の林修先生。
林修だか林望だか知らないけれど…と思っていた。
国語をテクニックで解く、といった受験国語が嫌いなもので。

ただ、すごく共感した発言があった。
「勉強ができない人は演習量が足りない」。
これ、本当!
そして、もう一つ。
林先生の発言に「本当にそれ!!」と激しく同意したのは
「最近の本は離乳食」。
かみ砕いて説明しすぎだと言いたいらしい。
あぁ~、わかる。平易な文章すぎる。
さして内容がないことを難しそうに書いて伝わらない評論文を
受験時代にいやというほどに読んで、
賢い人こそ万人にわかるように書けるはずだ!と思ったし、
その代表は坂口安吾の『堕落論』だと思う。
なにか一冊売れると、その漫画版が出てくる、とも言っていたけれど
それもあるある!
しかし、最近私が読書をしていて思うのが1冊1冊が短い!
なに、この限りなく軽い一冊は…と幾度、読み終わって茫然としたか。
読後に余韻もへったくれもないじゃないか!と。
そういう傾向は子どもたちの本にもあって、小学生の我が家のこどもたち、
いまは『5分後』というシリーズにハマっている。 

5分後に意外な結末 1 赤い悪夢

5分後に意外な結末 1 赤い悪夢

 

 花子も太郎も面白いストーリーはよく語ってくれ、
お母さんも読んで!!と、何度も読んだことがある。
ショートショートとか短編集よりもっと短い、ベリーショート?
5分でわかる短編を売りにしているんだろうけれど、
5分しか集中力もたないってこと?と思ってしまう。
大人を唸らせる!という児童書もある一方で、
「あっ、もう先が見えた」とあっさりわかってしまって
面白くない本も。
アメリカンジョーク並みの速さでネタ晴らしまで進んでしまう。
でも、こどもたちは大好き。。。

わかった。短編ね。短編を用意すればいいのね!と
私は短編をあまり好きではないけれど、我が家の本棚に用意した。
星新一。 

きまぐれロボット (角川文庫)

きまぐれロボット (角川文庫)

 

 ショートショートの神様!
しかし、花子はいま図書館で借りた本に夢中だった…。
『セカイヲカエル』 

セカイヲカエル (朝日小学生新聞の連載小説)

セカイヲカエル (朝日小学生新聞の連載小説)