ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

フィンランドの算数プリントと日本の教育

フィンランドのパルから小包が届いた。

前から見たかったフィンランドの小学1年生の算数プリント入り。

フィンランド式教育と巷で話題になった時期もあったし、

教育にはちょっと興味のある私としては、是非!送って~と

お願いしてみた。

もちろん、興味があれば、日本の娘がしているプリントを送るわ、と。

ただ、日本は4月始まり、フィンランドは9月始まり、と

半年の差があるので、フィンランドのよりは簡単かもしれないけれど、

と添えて。

娘が1学期最後にしていたのは繰り下がりのない引き算だったので

それを送りました。

フィンランドから来たのも繰り下がりのない引き算。

…一緒だ!とちょっとびっくり。

「最初のころのものを送ったわ。」と。

9月に始まる新学期、娘は多分、繰り下がりのある引き算や

繰り上がりのある足し算をするんだろうけれど、

フィンランドのパルの子は2年生になるし。

半年の差が開くわ~と思ったり。

でも、プリントを見た感じでは、どこも一緒、でした。

おぉ~!こういう算数の問題があるのか?!といった感動や

驚きは特になかったです。

日本の教育はいまひとつ、と日本ではよく聞くけれども、

実は海外での評価は結構高いように思う。

アメリカの教育に賛成できないから、という理由で

アメリカで娘にはホームスクーリングを選んでいたアメリカ人の知り合いは

(ええ、友人でもペンパルでもなく、知り合いという微妙な間柄)

日本では子どもに日本の学校に行かせる、と言っていた。

その理由はいろいろあるけれども、アメリカの

”アメリカを正しい!と思う子を育てる”という教育方針に賛同できない、

と言っていた。

全く同じことをその数日後にアメリカのパルに言われた。

”アメリカの正義を子どもに叩き込む教育は好きじゃない”と。

確かに毎日国歌斉唱や誓いを学校でしているんだもんね…。

愛国教育の是非は簡単に語れないだろうけれども、

純真な子どもに一方的な考えの押しつけはやめてほしい、というのは

各国の親の共通心理なのかも。

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