ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

各国の先生論

小1の娘は夏休みに自由研究(理科と社会)をした。

「小1でこれをしたら、これからどうするわけ?!」と

私の友人に言ってもらえる出来で、

私が学生時代にしてきた宿題とは時間のかけ方が違う。

私のは”やっつけ仕事”でしたが、娘は時間をかけて楽しんでしていた。

自由課題をしたことのない私は「すごい!!」とべた褒めした。

娘は先生の反応を楽しみに登校し、

がっくりとうなだれて帰ってきた。

「自由研究?後ろの棚に置いといて!」と言われただけで、

「興味なさそうだったよ。」と娘は言っていた。

「だから、来年は自由研究せんとくわ。」と。

むか~!!!!ときましたよ、久しぶりに。

若い(といっても私より少しばかり年上)けれども

面倒見のいい先生だと評価してましたが、子ども心がわかってない、

という評価に変更。

忙しかった、という状況を加味しても、

「すごい!」の一言くらい言えただろうし、「後でゆっくり見せてね。」で

よかったんですよ。例え、後で見なくても、すごくなくても、

「えらい!よく頑張った!」この一言で、

娘は来年も自由研究に燃えただろうに。

それを友人に話すと、「先生は宝くじと一緒よ。当たりはずれがあるし、

当たる確率は少ないものよ。」と。

・・・そうかも、と納得してしまった。

先生は宝くじ、これってどう思う?と9月は各国に聞いてみた。

「先生は宝くじ、うまいことを言うわ~。確かに。」と納得されるばかりで、

「先生は素晴らしい人よ!」というパルはいませんでした。

先生も人間で失敗もあるし、ウマは合う合わないもあるし、

それらを加味しても、”尊敬されるに足る大人”でなければならないハズが、

”職業教師”というほうが似合っているよなぁ~と思ったり。

「まぁ、仕事ですから。」ということでしょうか。

そういう人は先生に根本的に向いてないから!と思う私は、

「実は、一番、先生に向いている。」と過去に何度か教師たちに言われたことがある。

やっぱり教師というものは理想を追い求めてほしいわけです。

担任の先生からの評価はいまひとつだったのかもしれないけれども、

娘の宿題を写真で撮ってメールで送ったパルたちからの感想にじーん。。。

フィンランドのパルから「○○に伝えて!素晴らしい出来よ!」とメールがきたり、

カナダの女子大生(娘のことを妹のようにかわいがっている)から、

「さすが私のイモウト。」とメッセージが来たり、

「先生が何と言おうと、娘ちゃんを誇りに思うわ。」

とあちこちのパルからメールをもらった。

そういうメッセージはママをしているパルがやっぱり多かった。

彼女たちのメールの内容を娘に伝えると、娘はとっても誇らしげ。

そんな娘を見ていると、「なんでこんな簡単なことが先生にはができないわけ?」と

思ってしまうのも事実。

子どもの学習意欲を低下させた先生…「だから、先生は嫌いなのよ。」という

パルも多かった。

自分がひどい教師にあたったというよりも、

自分の子どもが教師の一言に傷ついたというパルが多かった。

先生に娘の学習意欲を向上させてください!とは思わない。

でも、娘の学習意欲を低下させないでください、と思う。

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