ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

育児のポリシー

アメリカのママさんパルに聞かれた。

あなたの育児のポリシーは?日本では年上を敬うように教えるんでしょ?と。

私は二人姉妹の姉のほうではあったけれども、

多分、ほとんどの兄姉が思うように、「お姉ちゃんは損だ!」と思った。

何かあれば、お姉ちゃんだからと譲ることを強要され、

だからといってお姉ちゃんのメリットはない。

そういうところは公平。

そんなの不公平だ!やってらんねぇ!!というものです。

だから、こどもには「お姉ちゃんだから」「お兄ちゃんだから」とは言わない

つもりだったけれども、育児をすること7年半、いまは言ってます。

我が家は”長幼の序”(年長者は年少者に優しく、年少者は年長者を敬う)です。

但し、夫と私の間では適用されてません。(夫婦間は平等!)

年上の子は年下に優しく接し、知っていることを教えてあげなければいけない、

年下の子は年上が優しく接していることを当然と思わずに、

教えてもらう姿勢でいること、といった具合に自分には出来ないことを

こどもたちには言っているわけです。

育児は常に自分のことは棚上げで、理想論を言わなければ。。。

もちろん、完璧にうちのこたちはできているわけではないけれど、

末っ子が手を挙げようと、年上は我慢することとなってます。

戦うのはダメ。なぜなら、年上ですから。力があるのは当然。

自分が強いとわかっていて、弱いものを叩くのは賢くない。

年が上だからと偉そうにするのではなく、賢いところを見せなさい!と

言っている。相手と同じことをしないとか、やられても我慢できるとか。

そのかわり、末っ子はもっと兄姉の言うことを聞きなさい!と言っている。

3才の末っ子は園でかなりやんちゃをしていると聞くけれども、

それは同級生の男の子にされたときだけで、決して自分から手を出すことはなく、

手を出されても女の子と年下の子には我慢している、と

先生が教えてくれた。

年が上なだけで、”先輩”と呼び、敬語を使う日本の上下社会には

アレルギー反応がいまだにある私。

それは碌な年上の先輩がいなかったからだとつくづく思う。

年上だから敬え!ではなく、敬えるほどの何かを月日と共に身に着けているハズが、

身に着けていない人が多い。

娘の小学校の上級生たちがたまに1年生をいじめた話を1年生たちから聞く。

上級生らしい上級生はいないのか、と情けなくなる。

そんな現場にたまに会い、上級生に喝入れてます。雷親父ならぬ雷おかん。

娘曰く、「母さん、怖すぎて有名人だから。」と・・・。

いいんです、理想はジャイアンの母ちゃんだから。

こら~!!」ですよ。

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