先月は手当たり次第の本を読んだけれど、
今月は”着物”がテーマです!というほどに着物の本ばかり読んでいる。
実は、第一子を出産前、着物生活をしようかとリサイクル着物を買ったり、
母から早々に「形見分け」と称して着物をもらったりしまして、
休日は着物を着るぞ~!と意気込んでいたら、妊娠が判明し、
あれよあれよと悪阻でぐったり。。。
そのまま8年が経過しても、全く色あせない着物って、やっぱり素敵。
着物への憧れはず~っとあって、中3のときに母の付き合いで
お琴の発表会に付き合わされた。
みなさんと~ってもおきれいで…着物。
「お琴、習いたい!!」と母に言い、「高校に受かったらね。」と言われた。
娘がドレス着たさにピアノの練習をするのと同じレベルです。
しかし、通学時間2時間という壁を前に、あっさりお琴を諦めた。
その後も、着物が着たくて、
「お茶を習おうかしら。」と母に言うと、「教えてあげるから、わざわざ行かなくても。」と
お茶の免状を持っている母に言われ、
「じゃあ、着付けでも習いに行こうかと。」と言うのも
着付けの免状を持っている母に「教えてあげる」と言われ、
どちらもそのままです。
結局、私の着付けは本を頼りに、の自己流。
でも、着付けの美しさはどんなものかは『美しいキモノ』を高校時代から愛読してましたから、
なんとなくわかる。
母の買っていた本だったけれど、うっとりと見つめていた。
さて、今度こそ着物を着るぞ!と意気込み、もらった着物をいろいろと見ると、
普段着の織物といわれる着物が多い。
これは母が「年を取ったら、普段着に着物を着たお茶の先生のような生活を…」と
夢見て買った着物たちですが、まだバタバタと忙しいから、と
私に回ってきた。
日常的に着物を着る=織物、のイメージですが、
私はどちらかというと、常に小紋を着ていたい…。
絣とか紬とか地味すぎる~!!と苦手。
でも、自分の思う着物を買いそろえる財力はないので、小物と帯で頑張ろうかと。
とりあえず、回数を着て、着物を着なれた感のある着姿を目指したい…と
妄想を各種しながら、着物の整理をしていて気付いた。
小紋も振袖も紬もウールも羽織もある、
名古屋帯も半幅帯も袋帯もあるのに、長襦袢がないんですけれど~!
七五三のときに私も着物を着る気満々で帰省し、そのまま置いてきた。
腰紐も足りず、それでも着物が着たい私は浴衣を着ました。
「いま?それ?」と着物の知識がない夫にも絶句されました。
浴衣って、部屋着でしょ?家から出なけりゃいいのよ。
この寒い時期に浴衣で外を歩こうとはさすがに思わないので、と話すと
夫は安心していた。
なにか着物関係を、ということで帯締めの変わり結びを練習してみたり。
着物熱、上昇中。