カナダのパルがfacebookに書いていた。
カナダの郵便料金が値上がりすることを受け、
ペンパルの数を半分の20人に減らそうと思う。
メールに切り替えることも考えたけれど、メールをする時間もない、と。
カナダのパルは数人いて、彼女とは気が合うと思っていたのだけれど、
「・・・なんだかなぁ。」というのが正直なところ。
経済的な理由っていうのは、とてもよくわかる。
それは、どうにもできないことがある。
モンテネグロのパルも経済的な理由で”切手を再利用するから送り返して”と
facebookで書き込んでいて、すーっと彼女への友情が消えた。
カナダの郵便料金、一体、どのくらい値上がりしたの?と調べてみたら
30gまで$1.85→$2.5 (日本円で換算すると 170円→230円)
あら、意外に高い。
(日本の国際郵便はカナダには25gまでで110円なので)
でも、私なんて、アルジェリアに速達料金で出しているから、
1通で490円ですよ!と思ったり。(4月から値上がりしているハズ)
私のペンパルたちが何人かは数えたこともないので、知らないけれど
毎月15通前後を出している。
もし、国際料金が110円から300円になったとして、
「値上がりしたから、あなたに手紙書くのやめるわ~。」なんて…
言えないし、言わないなぁと。
「経済的なことは人によって価値観が違うやろ。」と正論を言う夫に
そういう問題じゃないのよ…ともやもやを抱えつつ、
アメリカのパルと話をした。
彼女にカナダのパルがかくかくしかじかで云々かんぬんと話し、
「郵便料金が2倍になったら、文通をやめる?」と聞いたら、
「やめないと思う。いままで以上にスローペースになるだろうけれど。」と。
やっぱりそうよね!!と握手したくなった。
もし、郵便料金が一通500円なら、私もペースダウンするだろう。
1通には、いままでの3倍の量の手紙が入ることになるかと。
でも、友達との交流はやめれない。手紙とメールの比は逆転するだろうけれど。
経済的な理由云々かんぬんというよりも、彼女の価値観に違和感を感じたことに
アメリカのパルと話していて気付き、スッキリ。
彼女にとっては、”友達”ではなく、”ペンパル”なんだなぁ、と。
海外の人たちがよく書いているのを見かける。
「私はペンパルではなく、友達として扱う。」と。
読むたびに、なんじゃそれ?それって、わざわざ書くほどのこと?
普通のことじゃないの?と常々思ってましたが、
そういうことか…となんだかわかった気がした。