イタリアのパルからきた手紙の中に
「あなたのペンパルたちはどんな感じ?」と書かれていた。
彼女はイギリスの男性パルに夢中でかれこれ1年…くらいで、
毎回、その彼について、「あんなこと言われた。」
「こんなこと言われた。」「こんなものもらちゃった~」という
ラブラブエピソードがA41枚半は書かれている。
彼女の次に彼に詳しいのは私じゃないか?と無駄に知識だけ増えてきた。
正直、「その彼、本当にイギリス人か?」という疑いから始まり、
彼の現在地(仕事でウクライナにいるらしい。)とか職業とか、
胡散臭いわ~!!と読むたびに叫ばずにはいられないけれど。
そんな彼女に、最近オーストラリアの違う男性パルができてきて、
「迷っちゃうわ~!」というお手紙だった。
・・・幸せそうで何よりです。
そんな彼女に「あなたのペンパルは?」と聞かれましても、
既婚子持ちの私が同じようなペンパルがいるわけないでしょ!!という
突っ込みをまずは入れつつ、返事を書いた。
私のパルは子持ちのママさんが多い。
そして、私のパルだけなのでしょうか、
「○○(彼女たちの国)に来たら、家に泊まってホテル代を浮かしなさい!
我が家は広いわよ!」と言われる。
昨日、フランスの元軍人ママパルから、バレンタインチョコが着いた
お礼メッセージとともに言われた。
「あなたは私の本当の友だちよ。我が家は広いから、泊まりなさい!」と。
彼女のこのセリフはもう口癖?と思うほどに何度も聞いたので、
また広い家、自慢だ…とつい思ってしまうけれど、
私も言ってます。
「うなぎの寝床を体験したいなら、我が家へどうぞ。狭いわよ!!」と。
カナダのパルにも
「宝くじ当らなくても、飛行機代だけ出したらいいから、来て!」と
言われましたが…みんな、そんなに家広いのね。
イタリアのパルの文通相手たちは、どちらかというと片思いの相手に近く、
彼からの手紙やメールが来るだけで、もう天にも昇る~!という感じですが
私のパルたちは、本当に友達のような会話になってきた。
最初のころにしていたような、お互いの文化紹介ももうほとんどなく、
(季節を2巡すれば、お互いにわかってくるというものなので)
子どもや自分の話題ばかりで、日本の友だちと変わらない。
日本の友だちより距離感が近くて、何でも聞きたがって、
手放しにフレンドリー。
イライラも伝染するけれど、フレンドリーさも伝染する気がする。