ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

社交的かどうか

先日、アメリカの友人からちょっとショックなことを言われた。

そのままズバリ、

”Are you a sociable person?”と聞かれた。

sociable:社交的

これが出会って数日のアメリカ人に聞かれたら、「YES!」と答えて終わる。

でも、彼女とはかれこれ1年以上の付き合いで、

一週間に何度もメールしていて、いまさら、聞く?

それって、どういうこと???

社交的じゃないから聞くわけよね?…とママ友の愚痴を話したので、

あれかな?それともあっち?いやいや、あのこと?

と思い当たる節も多すぎて、

そもそも日本の”社交的”とアメリカの”sociable"の

ニュアンスが違うかもしれないし、とあちこちのパルに聞いた。

カナダのパル(30代)は以前に書いたように、

「そんなの気にする必要なし!嫌な奴って、どこにでもいるのよ~。」と。

カナダの女子大生やアメリカの女子大生たちには、

「あなたはと~ってもフレンドリーよ!だから、私たちがいま

友達なんでしょ?」と。

メキシコ系のパルにもアメリカのほかのパルにも

「あなたは社交的よ。」と、何をいまさら?と呆れられた。

本当に、他人に自分の性格を聞いて回るって、

私は思春期か?と思ってしまった。

思春期半分、ニュアンスの違い?文化の違いで社交性も違う?と思ったり。

アメリカ、カナダのパルたちと話していて思ったのは、

いかに”sociable"な人物は素晴らしいか、ということ。

sociableって、どんな人?と聞くと、フレンドリーで、

心が広く、誰とでも楽しく会話できて(ママ友の愚痴も不可?!)

協調性もあって…と続く。

それらを聞くたびに、sociableって、日本ではそれほど重要視しない?と思った。

いや、もちろん、それらは全部、素晴らしいことですが、

それよりも日本では大切にされるものがある、それは”礼儀”。

例え、フレンドリーで誰とでも仲良くなれる人でも、

ギャル語やギャル文字だったら、きっとみなさん、眉間に皺が寄る。

社交性以前に、必要なものがあるだろ!!と。

でも、アメリカのパルたちのsociableの話を聞いていて思ったのは、

いかにそれがアメリカ社会で重要かということ。

懲りずにイギリスのパルにも”sociable"について聞いたところ、

「アメリカでは社交的かどうかはとても重要なんだと思うけれど、

イギリスや日本はマナーがその上を行くと思う。」と、

私と全く同じ意見を語り、びっくり!

「イギリス人と日本人は外国人からしたら、友達になりにくいって

言われているのを知ってた?」と。

彼女はアメリカに行ったとき、会う人、会う人がハグしようとしてくるのが

大層、居心地が悪かったらしい。

「個人的に、あなたは社交的だと思うわよ。」と

イギリスのパルにも言ってもらえたので、ほとんどの国の価値基準でも

私は社交的ということにしようと思う。

にほんブログ村 その他生活ブログ 手紙・はがきへ
にほんブログ村