フィンランドのパルがラグを編んだのを見せてくれた。
子どもたちがデザインして、こんな感じのを作って!と言われたらしい。
とてもカラフルで、手の込んだもので、毛糸で編んだのかわからないけれど、
どっちにしても、かなりの日数を要したことはわかる。
マフラーを編み終わったことがない私にはその根気がすごい、と思った。
「何も考えないでできる手芸が好き」とパルは言っていた。
私も刺し子を一時期していたけれど、そういえば、久しくしていなかった。
なにか無心になるものをしたいなぁ~と思っていたら
ちょっと古くなったタオルがたくさんあった。
タオルの総入れ替えをしようとフェイスタオルを30枚ほど購入したので、
古いタオルを全部雑巾にすることにした。
固い耳の部分をまず切り落とす!
私のミシンは丈夫だから、これくらい縫える!と縫っていて、針を折ったことがある。
「雑巾買ったほうがミシン針より安いのでは?」という至極真っ当な指摘を
夫から受けたことがあるので、それ以降は、耳は切り落とす。
無心でしました、2時間!
古いフェイスタオルは雑巾に、古いバスタオルは実家の足拭きマットに。
最近は手作り雑巾より市販の雑巾を持っていく子が多いのかしら?と
思っていたけれど、授業参観に行ったときに見かけた雑巾かけには
色とりどりの元タオルという手作り雑巾たち。
形もさまざま。
それを見て、ちょっと安心、なんだかほっこり。
「きれいな雑巾では机を拭く」と娘が言っていた。
我が家のような古いタオルで作られた雑巾は床を拭き、
市販の雑巾だと机を拭くのかしら?
机を拭くのは”雑巾”ではなく、”台布巾”です、とつい指摘。
学校から「台布巾」と指定があるときは、娘が並縫いしたさらしを持っていく。
色とりどりの刺繍糸で40分ほどかけて娘が並縫いした台布巾、
たった一日で真っ黒になって帰ってくる。
拭いたところは台?床じゃないの?!と、つい聞いてしまう黒さで。
毎学期2枚ずつ×3人でも5学期分以上のストックができた。
私も家で掃除に使おう。