数少ない男性のパルの一人で、と書いていて、
いま現在進行形で手紙を書いている男性パルは一人しかいないことに気付いた。
私の男性のパルは彼だけです、ポルトガルの私と同じ年だったか、
私より2つ上の男性。
鉱物をこよなく愛し、鉱物を毎回、
「ちょっと鉱物を語らせてくれ!」と便箋3枚は鉱物について書く。
仕事は保険でリスク計算やクレーム関連もあるとかで、
「仕事のストレスは鉱物を見ているだけで癒される」という
鉱物オタク。
もうかれこれ半年くらいは彼から手紙の中で鉱物の講義を聞いているので
かなり鉱物の単語に詳しくなった。
ええ、鉱物に詳しくなったわけではない。
そんな彼、文面から伝わってくる、ものすごい几帳面さと生真面目さ、
そして鉱物オタク。
バカンスで海に行っても男性5人で行った、といった具合で
恋の話を彼から聞くことは永遠にないな、と思ってしまうほど。
こうやって、書くと、この彼、なにが面白いんだ?と思うかもしれないけれど、
”ギャップ”の人なんです。
几帳面、生真面目、愛するものは鉱物、
それなのに、占いとか守護霊とか手相とか、
こういってはなんですが、保険のリスク計算をする統計学とか数学とか
そういうものとかけ離れているものも彼は大好きで、
熱く、熱く、”守護霊”と”守護ガイド”について語られる。
今回も熱く書かれてまして、いやぁ~、面白い。
楽しい人、というよりも、興味深い人。
その彼からの今回の手紙、
「きみはゲイをどう思う?」
・・・そっち?
いや、薄々なんとなく、そんな気は…と思ったりしてましたが、
ただ、彼は自分のスタンスを言うわけではない。
たまに「ゲイをどう思う?」と聞かれ、
「私は何とも思わない。自由に生きればいい。」ということを
書いたところ、敬虔なクリスチャンやら(アメリカ人)、
家族がどういうものかと延々と書かれたこともある。(フランス人でした)
ポルトガル人の反応、ちょっと興味深い。