アメリカ人から言われた一言がカチンときたら、ついアメリカの友人に
「これって、どう思う?」と聞いてしまう。
どこの国の人もそれぞれ価値観が違うとわかっていても、
つい、「お仲間さんでしょ?」という意識がはたらくのかも。
それは私だけに限らない様で、
香港のパルに「日本人に~って言われたんだけれど。。。」や、
ロンドンのパルに「日本人の○○ったらね…」と言われ、
私は全く知らない”日本人”しか共通項のない人々ですが、
「それはそれは、失礼しました。」という気分になる。
今日、ベネズエラのパルから日本語でどう言う?とメッセージが来た。
「あなたにとってはかっこいいかもしれないけれど、
私は怖いとしか思わない。」と訳してから、
これって、何?
その人は何か変な変装でもしたの?
怖がる変装?ギャング?やくざ?と聞いてみた。
日本人男性が彼女にチリの噴火のビデオを送りつけて、
「かっこいいだろ!」と日本語をつけてきたらしい。
それに対する返信に私の訳した日本語を送ったらしいが、
そういうときは一言、「最低」で良いんじゃない?
「サイテイ」と送っておきなさい、と言ってしまった。
チリの火山、たくさんの人が避難しているし、
火山噴火により地震が起きたり、生活に支障を来たしたり、
そういうことは日本でも起きているし、よく起きている中で、
その発言ができる人って、どういう神経なの?と怒り狂ったところ、
ベネズエラのパルも激しく同意していた。
1999年、バルガスの悲劇と呼ばれている土砂崩れでたくさんの人が亡くなり、
そのとき彼女も彼女の家族もヘリコプターで救出されたらしい。
そういうこともあり、自然災害を「かっこいい」という日本語が
意味わからない、と言われた。
自然災害を”かっこいい”とは日本でも言いません。
「想像力欠如による未熟な発言を同じ日本人として、本当に情けなく思う」
と返信した。