ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

日本の子ども

ロンドンのパルに日本の子どもはどうだった?と

彼女が帰国してから聞いてみた。

本当は「うちのこ、どうだった?うるさかった?」と

聞きたかったのですが、さすがに怖かったので、まずは

一般的な日本の子ども談義から。

ロンドンのパルはイギリスの子どもに比べて、

よかった、と。better(よりよい)でした。

某水族館に行ったときは、押されるわ、うるさいわ、

だったらしいけれども、それも興奮していただけで

子どもらしいといえば、それまでだった、と。

飛行機の中でもうちの下の息子と同じ年齢の

日本人の子どもたち(つまり、7歳と5歳くらい)がいたらしいけれど

とーってもお行儀よかったらしい。

その子たちの日本人ママは完璧なアメリカアクセントの英語で

変な感じだった、とか。

その一方で、空港で暴れて地団太踏む男の子がいたり、

(お母さんが頭に黒いスカーフしていたから、イスラム教の人ね、と)

ドイツ人の男の子が癇癪を起していた等、

いろんな子どももいたらしい。

その子どもたちの両親が何もしていなかったことに

とても違和感を覚えたらしい。

日本人のしつけを厳しいと思ったこともなく、

至って普通だった印象を受けたらしい。

特に直接、こどもに接した我が家でも。

うちのこたちはどうだったかと聞くと、

”Your kids seemed very normal and well adjusted."

(あなたのこどもたちは至って普通で安定しているように見えた)

そうです。

ただね、彼女はこうも言ってました。

"They were shy the first time you picked us up.

It just didn't last very long."

(彼らは私たちを最初に迎えにきてくれたときはシャイだったわよ、

それは長く続かなかったけれど。)

本当に、子どもの順応性というか英語でも日本語でも関係なしというか、

英語で会話しているのに日本語で語りかけていく、

髪の毛の色も目の色も違えば、初対面の相手に

「なぁーなぁー、一緒に、何して遊ぶ?」ですから。

英語の絵本を「読んで」とロンドンのパルに渡し、

「やっぱり、母さんよりうまいわ~」とロンドンのパルを褒めてました。

そちらはネイティブ、英語圏の人、イギリス人!当然でしょう…。

「アリガトウ」とロンドンのパルは喜んでましたが。

子どもを欲しがっているロンドンのパルのアメリカ人の彼、

我が家の子どもたちのうるささに「子どもはやめておこう」とか

言い出しても、我が家は責任取れませんよ!と先に言ったけれど、

"Good kids!"とお世辞を言ってくれていた。

If we had done something like that as kids,

we would have gotten into SO much trouble.

(もし、子どものとき私たちが同じようなことをしたら、

私たちはとーっても怒られていたわ。)と

お行儀の悪いあちこちの子どもについてロンドンのパルが語っていた。

get in trouble:ルールなどが守れず、怒られるときに使う。

子どもに対する扱いは、国民性も大きいし、文化の差も大きいと思うけれど

国を超えて動く人が多いいま、そういう価値観も似てきているのかも、

と思った、

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