ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

伝わる性格

手紙で海外のパルたちの性格って、わかるものなのかしら?と
海外文通を始めたころは思っていた。
私にとっての外国語である英語で文通するだけでも
かなりハードルが高いのに、
その英語を読んで相手の性格までわかるって、
むずかしいのではないだろうか、と。

英語でも性格はでる。
手紙を読んでいて、あぁ、サウスカロライナのパルらしい、
変わった視点だと思うこともあれば、
ロンドンのパルは相変わらず皮肉が利いていて面白い!と思うし、
インディアナのパルの底抜けのフレンドリーさには
いつもアメリカ人らしさを感じる。
私の英語からも各種、伝わっているようで、
ロンドンのパルに「そういうあなたらしい皮肉、大好きよ」と
告白されたり、
インディアナ州の仲良しパルに「あなたが日本人としては
例外だということは私でもわかる。さぁ、はっきり答えを言って。」
と直接的にいつものように言うことを求められたり…。
出てます?
隠しきれない何かが?英語でも?あら、やだ…。

最近は、海外のパルたちのこどもまで、
「Aらしいわ~」と思ったり、「ローレンらしい!」と
感じたり、パルたちのこどもの性格もきっちり把握できることに
気づいた…のはインディアナ州のパルの手紙を読んだとき。
彼女はそういえば、と思い出した話を書いていた。

I laughed out loud about when you talked about Jirou,
(it was him I believe) saying he would run away
because he didn't want to practice the piano anymore
and you asked him where he would go,
then he said where and you said, okay I'm make sure
to have them let you practice the piano over there as well LOL.
(私はあなたが次郎の話をしたとき大笑いしたわ、
あれは次郎の話だったと思うわ、
もうこれ以上ピアノの練習をしたくないと言いながら
次郎が逃げだそうとしたとき、あなたは次郎にどこへ行くのか聞き
次郎がどこどこへ行くと言ったとき、
そこならピアノがあるから、そこでもピアノの練習が
できるように頼んでおくわ、と言った話よ(笑) )

それはまさしく、次郎の話!
3年前のピアノ発表会前だわ…。
インディアナ州のパルは次郎(と私)らしいエピソードだと
思ったらしい。
海外のパルたちも我が家のこどもの性格まで
よくわかっているのだなぁ~と思った。