サウスカロライナ州のパルの息子君もそろそろ幼稚園。
幼稚園に泣きながら通園する太郎の話を私が
しょっちゅうしていたので、
「どうやって、園に慣らせたの?」と手紙の中で聞かれた。
結論から言いますと…慣れませんでした~。
ほぼ3年間、毎朝、泣きながら登園。
テンション上げて行こう!とシャナイア・トゥエインの
UPという曲を車の中で流して歌いながら
あげあげ気分で登園、という親心も意味なく、
休日でもUPがかかっただけで、泣き出す息子が完成しただけだった。
卒園式の後に息子に「感想は?」とインタビューしたら、
「もう行かなくていいの?!」とお目々キラキラで聞かれた。
私の努力は徒労だった…と思い知った。
それでも、息子なりに園を満喫していたようで、
「今日はゆみちゃんから、結婚して!って言われてました~」
「今日は、まみちゃんから、結婚して!って迫られてました~」
と先生から連日、プロポーズを受けた話を聞いた。
それはもう年上からも年下からも
もちろんクラスメートからも…
太郎のモテ期、いま?!と思うほどにモテていた。
「今日も、太郎君はプロポーズを受けてました」と先生から聞き、
結婚の約束には迂闊に「いいよ」とか言わないように、と
4歳児にアドバイスしたところ、
「みんなかわいくて、僕、一人なんて選べない…」と
言う息子にどこのプレイボーイ?!と絶句したり。
私が園に迎えに行くと、楽しそうに遊んでいるのに
私を認識した瞬間にへたりこんで、楽しくないアピールを始めたり、
「よっ、大根役者!」といつも息子を呼んでいた。
ちなみに、英語では大根役者をham actorという。
そんな太郎だったので、私からのアドバイスとしては…
特になし!
成功してませんから、あははは~と笑うしかない。
そんな息子も小学校は文句言わずに通っている。