ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

続けることがすごい


週末、法事があった。
片道2時間、法事や食事で3時間、帰るのに2時間…
ハードな日曜日になってしまい、花子が
「制服着て一日つぶれた!私の日曜日が終わった。。。」と
夜に泣いていた。
お疲れ…。

そんな花子にとって、しんどかった日曜日の法事、
私にとってはとても楽しく…なわけはもちろんなく、
日曜はないわ~と同じく往復の時間を考えて憂鬱でしたとも!
私たち以外は30分圏内の人なので余計に…。

そこで習い事の年数についての話になった。
こどもの頃が50年、60年以上前の方々と習い事の話をしたとき、
「5,6年やった」という人は意外に少なく、
ほとんど「2,3年でやめた」「ものにならなかった」で終わっていた。

そんな中、華道を30年以上続けているおばさんがいた。
30年!
そんなおばさんにかかれば、道端のススキも
なんだか風流に生けられてあったり。

我が家の習い事、花子のピアノが8,9年目に突入した、
なんていう話をおばさんにしたところ、
「10年超えたら違うわよ。才能なくても
続けられたら、それだけで才能なんだと思うことにしている。
途中でやめた人よりは絶対にうまくなっているんだから。」
という言葉に大いに納得した。

続けることに意義がある、と思えるレベルまでたどり着いた人の
言葉は重いなぁと思った。
花子もそろそろ10年…その10年の間にもいろいろと
「もう練習しないなら辞めなさい!!」なときもあれば
「いっそ辞めちまいな!」なときもあり、
「辞めろ!」なときもあったわけで…、
それでもピアノ練習を習慣化し、気分転換にピアノを練習し
気分転換程度にしかピアノを練習しないから進みが遅い…ともいう
なんだかやっと中級にたどりついた。
初級の壁、高かった…けれど
最近は初級の壁を乗り越えない人も多いと聞く中では
健闘した!
そして、花子を見本として太郎や次郎が花子と同じレベルのときより
格段に速いスピードで合格していっている。

なにが正解かはわからないけれど、我が家に限っていえば
花子がきちんと進むと、その道をきっちり弟二人が追従する、
花子より早いペースで。
トイレトレーニングも家庭学習もピアノも…。
弟二人にとって、花子の背中は大きいんだろうなぁ。