ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

ヘビの生殺し中

PCR検査結果の電話が鳴らない。
「早くて明日」って、そんな曖昧な言い方ある?と絶句した。
「ちなみに遅いと二日後」らしい。
午前中は電話が鳴ると、びくっとしながら発信者を見て、
保健所ではないとほっとしながら出る。
電話を切ると、手が震えている。

インフルエンザ検査だと結果まで20分、それでも長いわ~と
思っていたけれど、検査結果は1~2日後なんて、と
アイルランドにいる友人に愚痴った。
「私の夫も実は感染者かもしれないと検査をしたの」と。
結果は?と聞くと、
「3週間経つけれど結果はまだ。電話で聞いたら陽性なら
電話連絡するから陰性なんだと思うよ」と言われたらしい。
3週間…それ、治ってそう。
或いは、家庭内感染してそう。(アイルランドはロックダウン中)

オランダのパルからは「ついに私の村の内科医、4人がみんな
コロナウイルスに感染したわよ。」とメールがきた。
隣村まで行くことになったらしい。
花子の発熱を聞かれたので、体温測定表を写真で見せると
「それ、医者の指示?やりすぎじゃない?」と驚かれた。
ええ、若干、やりすぎな気もする1時間おきの体温測定。
でも、この日は38℃まで上がっているのね、と看護師に
それを見せるだけで花子の体調をわかってもらえるし
「ちょっとコピー取らせて」と小児科医にも言われたので
それなりに意味があったハズ。
ちょっとやりすぎだろうとは思うけれど…。

ロンドンのパルに昨日も「花子はどう?」と聞かれたけれど、
変化なし!でも、ジョンソン首相の悪化はすごく不安にさせる、
という話をした。
彼も最初は軽症だったのに、と話したところ、
「それでも花子ほど長期間の発熱ではないわよ。」と
ロンドンのパルに言われた。
この発熱は一体、なにからくるのかしら。

PCR検査をしてくれた小児科医に「両親に症状がなく、
こどもだけって、あまり聞いたことがない」と言われたことを
一縷の望みにしている。
我が家は花子以外はみんな平熱!
小学生の弟たちは軟禁状態で暴れているくらい。
保健所の人にも聞き取り調査の際、「自粛、頑張っていたんですね!」と
褒められたほどの限定的な外出。

とにかく早く検査結果の電話をもらい、
ヘビの生殺しから解放されたい。