ウィスコンシン州のパルから、
「これ見た？」と送られてきたのは
アメリカの次期大統領候補のディベート？？？
「ＮＨＫの同時通訳さんが大変すぎる」という
話だったので、どう大変だったのかしら？と
思いながら動画を再生したら、カオスだった。
これをカオス（混沌）って言うのか…。
People in Japan who watched it on NHK (our public broadcaster) had to watch three men shout over each other while three interpreters interpreted over each other simultaneously soooo yes but not really?🤔 pic.twitter.com/1gItayw55f https://t.co/vWV8Top38J
— 伊吹早織 Saori Ibuki (@ciaolivia) 2020年9月30日
最早、だれが何を言っているんだかわからないし、
同時通訳が訳している間にもしゃべっている人がいるし、
その訳もまたご丁寧に訳されているけれど、
ただの野次に近いし…
カオス。
1分もない動画を聞いただけで、どっと疲れた。
ディベートが苦手な人も見たら自信を持つ動画になっている。
ウィスコンシン州のパルと先日、逝去した最高裁判所の判事、
ＲＢＧの話になった。
「Mitch McConnellに失望したわ。」と彼女が言うので、
あれ？そんな名前だった？
エイミーなんとか判事でしょ？と聞くと、
「彼は共和党の上院議員よ。」と。
実は2016年、オバマ大統領の退陣が近づいた時にも
同じように最高裁判所の判事が亡くなった。
そのとき、次の判事を指名しようとしたオバマ大統領に
「もうすぐ次の大統領が決まるんだから、
その人が指名するべき」というようなことを言い、
次の大統領（つまりトランプさん）が指名した経緯があるらしい。
おぉ、今回はその逆バージョン！
選挙前（しかも2016年よりもっと選挙に近い）だから
次の大統領が指名する…のかと思いきや、
「選挙前にＲＢＧの後釜を指名する必要がある」と言ったとか。
"He's a hypocrite!" （あいつは偽善者よ！）と
怒っていた。
hypocrite、”偽善者”ってわかったわ～！
トランプ大統領のこの4年、アメリカのパルたちから
罵詈雑言を存分に聞いた気がする。
いま、悪口も結構、英語でわかるわ～とは自慢にならないけれど。
「日本からいいニュースも来たから乗り切れそう！」と
ウィスコンシン州のパルが言う。
コロナワクチンもできてないし、
ディベート上手なカリスマ総理が誕生した話も聞かないし、
景気がまさかのＶ字回復もしてないし、
私が知らないどんな素敵なニュースがあるの？と聞くと
「10月から日本へ行きやすくなるんだって～」と。
アメリカと比べたら感染者は少ないのかもしれないけれど、
私の周囲にも近づいてきた感はある。
