ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

おすすめされた本!

アイルランドの本屋で働いているアイルランド人と話をした。
「ちょっとおすすめの本を教えてください!」と。
どんな本がいいのかと聞かれたので、
いまアイルランドで流行っている本で、と話すと、
それなら、あれだね…と彼が語ったあらすじ、
ん?聞き覚えがあるぞ…と私が怪訝な表情をしていると
彼が本のタイトルを教えてくれた。

Convenience Store Woman (English Edition)

"Convenience Store  Woman"


すでに読んだ!!
コンビニ人間』ね。

コンビニ人間 (文春文庫)

次に彼が紹介してくれた本、
”Before the coffee gets cold"

Before the Coffee Gets Cold: A Novel (English Edition)


あぁ…はいはい、『コーヒーが冷めないうちに』。

コーヒーが冷めないうちに


これも過去に読んだ!

どちらも読んだけれど、私の趣味とは違ったのよね…
私が読んで面白かった本といえば、

The Rosie Project


”The Rosie Project"、と話すと、
「2年前に流行ったね!」と言われた。
2年前…もうそんなになりますか。
そして、おすすめされたのは
"Normal People"

Normal People: One million copies sold (English Edition)

アイルランド人作家の2作目。

ところで、私、ミステリーも読んでみたいと
探すものの、なかなか良作のミステリーに巡り合えてなくて…
暴力シーンや殺戮シーンや血みどろのシーンは好まず、
ドキドキするミステリーが好みで、
私の中で一番好きなミステリーは今でも”Sister"なのよ、と
話しただけで、
「”Sister"、あれはよかったよね!」とわかってもらえた。
あまりにもツーカーで通じたので、
私たち、同じ”Sister"について語ってます?
私が語っているのはミステリーの"Sister"で、と作者名を言ったほど。

シスター


彼の語っていたのは同じ" Sister"だった。

Sister: The phenomenal Sunday Times and New York Times bestseller (English Edition)


びっくり!意外に有名だったのか?
翻訳されるほどなら当然?

そして、私のミステリーの好みを知った上で紹介してくれたのは
"The couple next door"

The Couple Next Door: Thriller (German Edition)

それは知らないわ…とメモしていると、
”Gone girl"は知ってる?と。

 

ゴーン・ガール (上) (小学館文庫)

アメリカのパルからおすすめされて読んだ!!
すごい怖かった。血どろどろの怖さではなく、
ジェットコースターをゆっくり上がって、ゆっくり降りていく
じわじわとくる恐怖感。大人の背筋が凍る類。
幽霊より生きている人間が怖いって痛感した。
本だけでは飽き足りず、結末知っていても映画まで観た!

ゴーン・ガール (字幕版)

結末を知らなかった夫は映画で恐怖におののいていたわよ、
と話すと爆笑していた。

そんな私にもう一つ紹介してくれたミステリーは
"The Girl on the Train"

The Girl on the Train: A Novel (English Edition)

どれから読もうかしら、とわくわく。

まずは最初に翻訳されてないかしら?とチェックしたのはご愛敬。

本と読書について英語で語り合った中で、
一番、お互いに「本当にそれだよね…」と思えたのは
忙しい日々の中で、時間を作り出し、
その作り出した時間を読書に使う、それが難しいよね…と。
忙しければ忙しいほど、自由な時間にしたいことはたくさんある。
それを読書に使う人はどこの国でも減っているんだろうなぁ。