ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

吠える日々

ドイツのパルからクリスマスカードが届いた。
今年最初のクリスマスカード。
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クリスマスカードを送ってくれたパルを含めて
返事を書かなければならない手紙が10通も溜まっているけれど
なんだか返事を書く気力がない。

高校受験の花子に、こんなにエネルギーを奪われるとは…。
兵庫県内申点(通知表の評定)は副教科の配点が高い。
相対評価ではなく絶対評価だといわれているけれど、
全くそうでもない。
副教科はペーパーテストよりも実技点を重視される。
実技ができないからペーパーテストをがんばる!と
期末テストで保健体育で学年5位をとった花子、
ついた評定は5段階の2。
50mを10秒で走っている花子に、実技がんばれ!と担任は言う。
よし!がんばるぞ!で50mが8秒で走れるように
なるわけないだろ!!と花子のいないところで毒づく。
短距離走は無理だけれど、長距離走ならと自分の記録で
タイムを縮めた花子、評定は安定の2。
「評価が納得できなければ聞いてください」と言われたので
聞いてみると
「科目により評価の仕方が違うので何とも言えない」と言われる。
・・・それを聞くんじゃないのか?
”担任”、意味あるのか?といらーっときても
花子のいないところで毒づく。

塾で難関高校の数学を解くクラスに入っている花子。
「きみたちは、こういう難解な数学が解けるのに内申点
概ね低い」と先生が言ったらしい。
花子の周囲も驚くほど内申点(通知表の評定)が低かったらしい。
それはなぜか、「授業を退屈そうにしているから」と。
それはなぜか、中学校の授業が簡単すぎるからだよ!!と
その話を聞いてまた吠える。一人で。ぼそぼそと。。。

内申点なるものが2者面談で通知されたらしい。
忖度とやらがあるかも?と期待したけれど…なかった!!
つい怒りに燃えた私に花子は「3者面談、何も言わないで。」と。
なにも…って、なんのことかしら?とすっとぼけたけれど
「何も言わなくていい」と念押しされた。
2者面談で花子が言われたことを3者面談でまた聞くだけなら
しかも質問できないなら、行かなくてもいいのでは?とすら
思うけれど、
「黙ってて!」と毎日、念押しされる。

通知表の評定、中学校はもっとペーパーテストに直結されて
つくのだと思っていたけれど、全くだった。
その結果、花子より順位が低い子が高い評定を得ている。
要は、”先生受けがいい子”かどうかで…なんだこれ?と
思ってしまう。

過日、”内申美人”なる言葉を聞いた。
内申点だけがよい生徒のことで、実力が伴っていないけれど
高いレベルの高校に行け、入学後に苦労する、と。
内申美人とは言い得て妙…。
ちなみに花子のような子は”内申残念組”と塾で呼ばれる。言い得て妙…。

「結局は縁があるところへ行くのよ」と先輩ママが言っていた。
私はまだその悟りの境地へ達してないからしんどい。
早く悟りを開きたい。