ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

三者面談ショック

子どもたちの三者面談ショックから立ち直るまでに2週間ほど
必要だった。
いやぁ…三者三様で、ひどかった。
「褒めたら罰ゲームでもあるのか?」というレベルで
いろいろと言われた気がする。

例えば、中1のほやほやの次郎。
いや、怒られることはこの時期にはないだろうと思ったら…
「授業を聞いていない。」と担任の数学の先生からまず言われる。
「中1の数学なんて数検3級(中3程度)受かっている次郎君には
簡単なんだろうけれどさ」と。
嫌味だよ、小言だよ…ちくちく言うキャラの先生なのか…。
(しかも受かっているのは3級1次ですけれど!2次は不合格…)
ちくちく言わずにはいられないタイプの先生は続ける。
「授業でも、みんながわからないときに次郎君を当てると
あっさりと答えを言える。」とおだてておいて~、
「でも、テストではケアレスミスが多いよね~」とちくり。
そして追加で、「授業を聞いていないのは数学だけではないようで
複数科目の先生からタレコミが…」
隣に座って、固まっていた次郎をにらんでしまった。

そのまま受験生の次郎の三者面談。
すでにじわじわと効いているボディブローの上に
「このままではきびしいです」というさもありなんなことを
担任に言われる。
それ、先生に聞かなくてもわかったから、来る必要あった?
と思いつつ、拝聴。

数日後に花子の三者面談。
実は三者面談の2週間前に2回目のコロナに罹患した花子。
しーかーも、クラスで3分の1がコロナに罹患した。
終業式の4日前に…コロナのまま終業式で通知表を三者面談でもらう。
最近、花子が成績表を出し渋るので、悪いのだろうとは
思っていたけれど、
「なんだこれ???」な期末テスト結果だった。
一番悪いのは数学!!後ろに両手、いませんけれど…
これ何点満点のテストですか?と先生につい聞いてしまった。
「100点満点です」と言われて、はぁ…へぇ…から言葉が出てこない。

月経困難症、突発性難聴騒動(実際は違った)、コロナ2回目…と
1学期は欠席が多く、
「社会人になったら、体調が悪くても行かなければいけないんだぞ!」
なんて若い先生に言われて、呆然とした。
いや、わかる。先生の言いたいことはわかる。
でも、発熱だと校内入れないくらいにコロナでなっていたし、
体調不良は無理せず休めっていうあの学校メールは建前か?
発熱や体調不良は仕方ないような…
「休んだ分は自分で挽回しろ」でいいんじゃない?と思ったり。
毎回思う、理系の先生が担任になると言葉がいろいろと気になる…
花子の高校の国語の先生の言葉を借りれば、
「理系の先生は言葉を選べないんだ!語彙が少ないから。
その結果、生じていることに彼らは気づいていない」。
本当にそれ…そこまでわかっているなら先生が教えてよ!!と思ったり。

花子の成績のあまりの悪さにため息が途切れない…とハーハーと
過呼吸になりそうな勢いでため息をついていたとき、
7月の模試の結果が配信された。
「あぁ、見たくない…」と花子が言っていた。私もだ!
ここは見ないでおこうかと思ったけれど、勇気を出して見た。
花子の結果、夫と見た最初の感想、「これ、花子の模試結果?」
期末テストの数学は後ろに数人しかいなかったのに、
模試では数学の校内順位は上位5%!!
総合順位も1桁!上位5%。(定期テストでは半分以下…)
・・・整理しよう!
期末テストは数学下位5%。模試では偏差値60超えの上位5%。
えーーっと…どういうこと????

そういえば、高校受験のときにお世話になった塾の担任の先生が
言っていた。
「花子さん、どのテストを受けても得点率が同じなんですよ。
だから、平均点の高い定期テストは偏差値が下がり、
模試や実力テストでは偏差値が高い。
でも、ここまで偏差値に差が出るのは20年ほど塾業界にいるけれど
見たことがない。」と言われたときの偏差値の差は10だったかしら。
先生、花子は記録を更新しました!
定期テストの数学の偏差値と模試の偏差値の差、30です!!
30って…点数じゃない、偏差値で30の差って…
一体、なにを信じればいいんだ?

とりあえず、オンラインで数学を教えてもらっている先生に
花子の結果をお知らせした。
「僕が継続して教えた結果がでてきましたね!」とおっしゃっていた。
そういう自信、私も欲しい。