ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

熱く語る

ロンドンのパルから雑誌が3冊届いた。
"3 magazins"という手書きの附表とともに。
「もう少し雑誌を買いためてから送ろうと思っていたけれど
家から出られないあなたには必要でしょ?」と
一番最初に息子がコロナに罹患したメッセージを受け取ってすぐに
郵便局から発送してくれたらしい。
ほぼ2週間後に届いたけれど。

家族全員が感染し、ほぼ2週間は家から出ず、
その上、ぎっくり腰にまでなったので私もスロースタートの
社会生活中。
私のぎっくり腰がいかに痛いかを話しても、
経験者たちには「それは軽症」と言われる。
これで?
そろそろ1か月くるのにまだ痛いんですけれど!
よっこいしょ!で動くのはまず無理で、
よーっと…よ・・・よ・・・っこい・・・・・・しょ、
という感じで、隣の70代のおばちゃんより動くのが遅い。
立ち上がりさえすれば、あとは動けるのだけれど、
しゃがめない、「いててて」の言葉なしには。
そんな私で”軽症”とは。
ぎっくり腰の”重症”が恐ろしすぎる。

そんなぎっくり腰軽症のまま私もロンドンのパルに
お返しにEMSを送った。
ロンドンのパル、いつも、「はい???」というようなものを
欲しがる。
みんなそれぞれ趣味が違うし…とは思っていても、
今回、ロンドンのパルが日本から手に入れたいと言ったものが
相変わらず変わっていた。
しかも、議論の種になった。
あんなものから、価値観や生活などの議論になるとは…
ロンドンのパルとも激戦を繰り広げ、
日本の我が家でも各自が熱く語ってしまった
ロンドンのパルが欲しいの~と話していたもの、
”醬油さし”。

あなたは家でどんな醤油さしを使っているの?
から話が始まった。
我が家はごく一般的な…どこで買ったっけ?というほど
よく見かける醤油さし。
ロンドンのパルに写真を見せると、「NO!」と。
なに、NOって?
ロンドンのパルはもっとかわいい醬油さしをご所望で
アマゾンで探しているけれど、でてこない。
日本のあなたなら、かわいい醤油さしなら、
あそこのブランド!みたいにわかるでしょ?と言われまして…
NO!と今度は私が言う番。

かわいいを追及するのが好きな日本人でも醤油さしに求めているのは
そこじゃないの~!
液だれしないとか、たくさんで過ぎないとか、酸化しないとか…
かわいさなんて求めてない!
日本の家庭の醤油さしはほぼ無骨なものばかりよ!
醤油さしは醤油さしの機能追及をするべきよ!
毎日のように使うのに、そのたびに液だれしてきた日には
発狂するわ!といかに醤油を使うかについて熱弁をふるった。
日本とイギリスで熱く、醤油さしについて語り合った。
わかったことは、私は機能重視で見た目は気にしないけれど、
ロンドンのパルは機能はほどほどで、結構、見た目重視。
機能か、見た目か…その妥協点は…と
アマゾンの醤油さしの画像を送り合いながら、
このレビューによると…と熱く語っちゃったよ、2時間ほど。
醤油さしで2時間語れる人、私たち以外にいる?と笑いながら。
そして、結局は明らかに見た目重視の醤油さしを
ロンドンのパルは注文。
「イギリスにも配送してくれて、この金額!」と
金額も許容範囲のものを。
うむ、確かに日本の私が買って送る送料より格段に安い。

そして、そのときに話題になったのが”おちょこ”。
祖父母の家でたくさんの酒器を発見してもらって帰った。
捨てるには忍びなく…。
お酒飲まないのに…。
新品で箱入り、問題はちょっと古いこと。
ロンドンのパルは日本酒好きなので、「おちょこいる?」と
聞くと、「素敵!ぜひ!」ということなのでEMSで。
前回のサプライズEMSはイギリスのストライキ
ぴったりバッティングしてしまい、約10日かかった。
今回はストをしていないようなので、すぐ到着するはず…。

18日にかかりつけの郵便局から発送!
19日01:04 大阪国際交換局に到着
19日16:30 大阪交換局から発送
えーっと、今日は26日ですが、EMSここから変化なし!
更新できてない?とリロードしてみたり、
毎日のようにチェックするけれど、
うんともすんとも…。
EMS、こんなに遅くなってるの?!(前は3日ほどで到着していた)
もうこれ、航空便と変わらない。
航空便でも2週間前後で以前は着いていたというのに。
(ただし、今は航空便の小包を受け付けていない)
19日から表示が全く変わらないEMSに呆然としている。