ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

お上りさん

裁判員初日、駅で迷う…。
駅から出られないぞ!と地下街で迷い、
地上に出たと思ったら、思ったところと違う。
Googleマップでは徒歩10分と表示されながら、駅で15分路頭に迷った。
タクシーに乗ろうかと本気で思った。

裁判員初日、
まず驚いたのは裁判官お三方がみなさん、散髪されていらっしゃった!
ここの裁判官はみんな中途半端に伸ばした髪の毛で裁判するのか?と
思っていたら、みなさんスッキリ!しかも2ブロック。
裁判官、2ブロックなのか…と思ったら、
書記官も2ブロックだった…。それ、不良の走りらしいのに?と
つい言いたくなる。(どこかの教育委員会が言っていた)
検察官はスポーツ刈だった!

しかも、裁判員選任手続きで、ぼさぼさの髪の毛に
サイズの合っていないよれよれのスーツを着ていて
この弁護人で大丈夫なのか?金銭的事情か?と私が心配していた弁護人も
公判にはベストまで中に着て、オーダーメイドのようなきっちりとした
スーツに髪の毛もびしっと決まってる!
そんなスーツも持っていたのか!
・・・オンとオフの差がすごいな!!と感心してしまった。

異議あり!!」なんて激しい応酬はなかったけれど、
被告人、しゃべればしゃべるほど罪状が増える。
「ちょっと待て!3分考えてからしゃべって!罪増えてる!!自白してる!」
裁判員席の私ですら、黙秘権の行使をするんだ!と思ってしまうほど。
弁護人、YESかNoかで答えさせるんだ!
被告人に文章をしゃべらせたらあかん!と
気になって仕方がなかった。

傍聴人も最初は20数名いた。
中には新聞記者もいたらしいが、気づくと傍聴人は二人だけに…
しかも寝てるし!

初日はこういう感じなのか~と公判の様子がわかった。
最も驚いたことは、評議室のロッカーに私のカバンが入らなかったこと。
本3冊と500mlのペットボトルとエコバッグ3つと財布しか入ってないのに。
ロッカーの幅に鞄が入らない!と焦っている私の横で
他の方々のカバンの小ささに驚いた。
私はロッカー幅に入らない大きさのカバンのほかにお弁当をいれた袋と
もう1つ袋を抱えてきたっていうのに…。
お上りさんはこれだからいやだ…。