ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

英検準1級の結果

裁判員中にあった英検準1級のテスト、
初めてS-CBT英検をした。
S-CBT英検はなにかというと、1日で4技能を試験できる。
従来型だと1次試験でリーディング、リスニング、ライティングをして
1次試験をパスすれば二次試験でスピーキング。
それを1日にできるので時間短縮でき、かつ試験回数も頻回。
じゃあ、S-CBT方式で…と決めた。

受験票の写真もスマホで撮影し、受験票もメールでくる。
(プリントアウトして持参する必要がある)
試験10日前に「ん?4技能を1日ってことは、スピーキングもある???」と
気づく。
1次試験合格していたら2次試験の対策をしようと考えていたのに
同日にスピーキングもある!?
しかも、スピーキングを最初にするらしい、と知る…
試験10日前に。。。

英検準1級の面接は4コマ漫画を見せられて、
英語で2分間その場面を説明して、それに対して
「これがあなただったら、どう思うと思う?」なんて聞かれる。
2分間、4コマを英語で説明するだけ?
楽勝~!と思ったら、2分長い…
4コマもいろんな想定があって、これはまずい。

試験当日、周囲の若さに眩暈がする。
女子高校生ばかり。30代の女性がいた~!と思ったら
身分証明書に国際免許…そんなのあり?
英検、いる???
そんな中に50代の人がいて、ほっとしたら監督官だった…。
私、最年長だったかも。

S-CBT英検、初めての受験だったけれど、
PCの操作は得意な方ではあるけれど、使いにくかった!
まず一斉にスピーキングの時間になるので、あちこちで
”How are you?"と言い出す。
・・・これ、私の声をちゃんと拾っているのか?と思いつつ、
発音が日本語チックな英語ばかり聞こえてきて安心する。

スピーキングでは最初に音声が入っているかどうかの確認をする。
私はその後も確認できると思っていたけれど、
確認はその1回のみで…えっ?もし、後でマイクがずれていたら?と
すごく気になった。

その後はリスニング→リーディング→ライティングなのだけれど、
私は戻って後で直せると思っていたけれど、
リーディング部分に進むともうリスニング部分に戻れない!
あぁ~!!!!知らなかった!なことがあったり。
リーディングとライティングは自由自在に戻れるので、
先にライティングをしている人が多かったようで、
すごい勢いでタイピングする音が聞こえて焦る、焦る。
(ライティングは書くかタイピングか選べる)

さて、私の結果はCSEスコア2322/3000で不合格!でした。総合CEFRはB2。
CSEスコア2322点で準1級不合格…えっ?!と気づいた人は詳しい人。
英検準1級の合格点は2304点だったりする…。
残念ながら1次試験が合格点に足りず、
2次試験部分で合格点より多く取れ…結果は不合格。

4か月ほど、和書もほどほどに、洋書は全く読まず
ひたすら単語帳ばかりしていたのに、
最後まで足を引っ張られた語彙問題。

スピーキング、私の本では模擬動画なるものがあって、
「朝食に何を食べましたか?」というようなレベルの
ウォーミングアップがあった。
そんな感じのことを聞かれるのね~と思っていたら
「あなたをこのテストに駆り立てたものはなんですか?」だった。
面接なら待ってくれるだろうけれど、
S-cbtの場合、パソコンがカウントダウンを始め、
スタートすると録音が始まる方式。(すごい焦る!!)
頭が真っ白なまま語った。
「手相を観てもらったら、ちょっと他人に英語力を証明する
なにか資格をとったほうがいいんじゃない?と占い師に
そそのかされて…」と。
海外のパルたちに何度も語っていたのですらすら出てきたけれど、
これを聞かされた人はどう思うんだろう…と後で気づく。

その後も4コマの説明はうまくできたのに、最後の最後の
質問が難しかった。
「行き過ぎたadvertizementをどう思うか?」と聞かれた。
advertizement…なんだっけ?
広告?雇用?広告?雇用?と悩んでいる間に
録音スタート!(焦るから、あかん、この方式!!)
私は語った。
「何事に関しても行き過ぎているということはやはり問題ですよね。
丁寧な説明こそ最も顧客に信頼感を与えます。
私たちは詳細な説明にこそ時間と労力をかけるべきで…云々」と英語で。
雇用でも広告でも、どちらで言っていてもおかしくないように
絶妙なバランス感覚で答えたスピーキング!
556/750だった。(合格点は512)
占い師の話もそれほどマイナス評価はなかったようです。
ちなみに雇用はemployment…。

ということで、終了した私の英検準1級不合格!
やっと本が読める!!とりあえず、受験した!
単語帳も2冊を3周ずつしたし、語彙問題の問題集も3周した。
リスニングの本も長文の本も…
それでも結果は残念ながら語彙が足りず。
英検受験後、やっと本が読める!とほっとした。
しばらく読書に明け暮れたい。