ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

サプライズ


ロンドンのパルの夫さんの誕生日は先月だった。
それなら、日本で誕生日ケーキを注文しよう!とサプライズを
計画した。
知っているのは私と夫、ロンドンのパルのみ。
誕生日ケーキも3人で受取に行った。
そのケーキをいつ出すか、という話を家でロンドンのパルとすることが
かなり困難を極めた。
英語で話すとロンドンのパルの夫さんに気づかれる。
日本語で話してもロンドンのパルさんの夫に気づかれる…。
彼は日本語を聞き取れるけれど、あまり話せないようで
我が家のこどもたちや夫が日本語で聞くと、英語で返してくる、
という具合。

それでも英語だと確実に聞き取られるので、
ロンドンのパルに日本語で「あの箱はいつ出す?」と言い、
「ご飯の後」と会話をしていると「なに?どの箱?なに?」と
こどもたちがうるさかった。。。

そして、ランチ後にじゃーん!!とサプライズのケーキを出すと
おぉ!?と喜んでいた。
ほぼ感情が顔に出ない彼の目が少し大きくなった。
ロンドンのパルが「メイがサプライズを準備してくれていたのよ。
前から予約してくれて。」と英語で説明していた。

ピザ、お寿司、サラダ、ケーキと豪華なランチになった結果、
彼女たちの3歳の娘ちゃんに
"It's dinner! "と言われた。
夕飯?ランチですけれど?
時差?と我が家のこどもたちや夫が総突っ込みをしたところ、
ロンドンのパルが「メインの食事をdinnerと呼ぶ」と。
そうなの?!
そうだったの?!
それなら、dinnerを昼に食べたら、夜ご飯はなんて言うの?と聞くと
"Tea"と。
知らなかったわ~!となった。

小さい子の英語にはさぞ苦労するだろうと思ったけれど、
意外に聞き取りやすかった。
朝も一番早く起きていたりしたので、
こどもたちが学校に行く平日は「こどもたちを2階から起こしてきて」と
英語で言うと、喜んで起こす手伝いをしてくれた。
20時には寝かしつけに連れて行かれていた娘ちゃん、
「ネタクナイ―!!」と叫んでいた。
英語?日本語に聞こえるけれど…。
英語で「もっと花子や太郎、次郎と遊ぶ~!!」と叫び泣きながら
眠っていた。今日も楽しかったようでよかった~とその絶叫を聞きながら
いつも思っていた。