ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

主婦の息抜き

「ちょっと友達とランチに行ったら、なんだか凹んでさ~」と
オランダのパルとロンドンのパルにwhatsappで愚痴った。

知り合いの山田さんは外大(外国語大学)を出て、
いまは英語講師として新規生徒はとれないほどの人気ぶりで、
講師の仕事に生かすために研修にもせっせと行き…
という友人の知人の話を「へぇ~。ほぉ~。」と聞いていたら
「”主婦の息抜き”で英語をしているわけじゃないのよ、彼女は」
と言われた。
「ふ~ん。」とパフェ食べて帰ってきたけれど…。

なんだかもやもや。
あの”主婦の息抜き”で英語をしているって、
もしかして、いや、もしかしなくても私に対して言ってたのかしら?
パフェを呑気に食べている場合じゃなかったのかしら、と
オランダのパルに愚痴ったら、
「税理士がもうすぐ来るから、忙しいのに!
そんな失礼な人には、今度はさっさとこう言いなさい。
Mind your own business! (大きなお世話!)」と言われた。

いや、もう本当にその通り、”大きなお世話”なんだけれど、
お金を得ないことをしている限り、やっぱり趣味で息抜きで
それはある意味、正解なのよねぇ~とも思う。
逆に言わせてもらえば、それで仕事しているんだから、
研修に行くのは自分の研鑽のためで当然じゃないの?とも
私も思ったわけで。

彼女は英検○級なのよ!とかTOEIC○点だって!と言われても
「へぇ~」以外の言葉がでてこない。
英検もTOEICもあまり興味がない。
英語を”勉強している”というほどではなく
英検もTOEICも受けてないし、
英語を仕事に使うつもりもないと言うと
「なんのために英語を勉強しているの?」と聞かれる。
「海外の友達と自然な会話をするため」に尽きる。
私のは”勉強”ではなくて、ただの”おしゃべり”の延長なんです。
いちいち、「あい?なんだって?」と志村けんのバカ殿様のように
パルたちに聞き返すわけにもいかないから単語も憶える。
それにしゃべっていて覚えた単語は忘れにくい。
「近所のご主人が友達の友達と不倫して駆け落ちしたのよ~!」と
オランダのパルに聞いて、
「ドラマじゃん!ドラマ!うわぁ~。」
という実のある会話ばかりしているもので。
センター試験TOEICでは出てこないであろう単語ばかり
頭の中には入ってますから。
しかし、なんなんだろうね、
私のこのもやもやは、とロンドンのパルに愚痴り、

"It trivialities your achievement! "

(あなたがやってきたことを取るに足らないもののように言ったからよ!)
といわれる。

県内でよく見る自転車で走り回っている人たち、
彼らだって競輪選手目指しているわけでもないと思うし、
フルマラソン走っている人たちもプロを目指したり、
それを仕事にしようというわけでもなく、趣味やろ?
「楽しいからやってる!」
それで、ええやん、と夫にも言われた。

I think learning a second language to simply
enrich your life says far more about you
than doing it for money.
第二言語を学ぶことは、お金を稼ぐことよりも
はるかにあなたの人生を豊かにすると思うわ)

とロンドンのパルは言っていた。

 

TVで生物学者の池田清彦氏が「仕事は何の役に立つのか?」と聞かれ、
「何の役に立つかって言えば何の立にも立たない。
自分が楽しいだけだもん!俺はすんごい楽しいわけ。」と語った、
という記事を思い出した。
そのとき、きっとこれが学問の本来の姿なんだと思った。
大学教授と並べて言うのも失礼だけれど、
私も同じ、「楽しいからやっているだけ!」
そう言えれば、ちょっとはもやもやが違ったのかも。

 

 


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