ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

引越し魔

日本にも引越し魔がいるとは聞くけれど、海外にもいるようで、
いまドイツに住んでいるパルはまさに引越し魔。
多分、2年ほどの付き合いしかないとは思うけれど、
最初に彼女に手紙を出していたときの住所はイタリアだった。

イタリアにも3年ほど住んでいたけれど、
そろそろ母国へ戻ろうと思う、ということでドイツに引越して
落ち着いたのかと思ったら、
最近の手紙の話題は”家探し”。

彼女の希望は毎回、いろいろとあって、
今回は何軒か見たけれども「庭がいまひとつだった」と書かれていた。
あれ?彼女から庭の話題なんて、今まで一度でもあったっけ?
庭って、そんなに譲れない条件だったの?と驚いた。

前回の手紙では
「職場」と「祖父母(彼女の両親)から近い」というのが
家の条件で、「学校」も近くて…という話だったのに
今回の手紙では、ほかにもいろいろと条件が追加されていて
それを読んでいて、「彼女は家を探すことが楽しいのね。
これが引越し魔か~。」としみじみと思った。

私も結婚してから2年半で4回引越しをした。
1年も同じ場所にいなかったという頻度で、
それでも毎回、「もう引越ししなくちゃ!」と
強迫観念にとりつかれたように引越した。
住めば都、というほどに長くいなかったからか、とても居心地が悪く
私はこの地域には住めない…と本気で考えたほど。
しかし、4回目の引越しのまま今に至り、もう10年。
とても住みやすい地域に引越しできた!
住んでいて居心地がいい理由は
「私が住んでいた実家周辺の地域と同じ雰囲気」だからだと思う。
ほどよい近所づきあいや周辺環境が、やっぱり家探しでは重要よ!と
私も返事に書こうと思う。

 

 

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