ヨーロッパの某国で妹が出産予定。
母が産後の手伝いに行くらしく、そのときに花子を連れていきたい!
というラインがきた。
「花子にも世界を見せてあげたい」と。
母が毎回いう、お決まりのセリフのようなもので
「あなたが小学生の時は海外に何度行った?」と。
私が小学生の時、日本はバブルだったもので…。
百聞は一見に如かずという言葉がある、
海外に行ってこそわかるものもある!という言葉、
一理あるとは中国に行って私も思った、
すでに20年ほど前ですが…。
私の小学生時代と違い、日本から一歩も出ていない、
花子を筆頭に我が家の子どもたち。
小学生の時の私より世界を知らないのだろうか。
我が家の子たち、各国のチョコレートとお菓子を食べている。
イギリスやアメリカ、ドイツにフランスは
「あぁ、このチョコか」というほどに食べ、それ以外にも
アルジェリアやインド、イラン、ドバイ、フィンランド、オランダと
「材料は何?!なんの味?!」と叫びたくなるようなものまで。
日本語や英語以外にも世界にはいろんな言語があることを知っていて
インド人、フィンランド人、オランダ人、カナダ人、ベネズエラ人、イラン人
もちろんアメリカ人にイギリス人とSkypeやLineで会話したことがある。
英会話はほぼできないので、
身振り手振りを多用しての会話になるので「10分話しただけで疲れた…」
なんていうのは日常的に経験。
世界の人が英語を話すとは限らない!と知っているので、
会話する相手の言語にまず悩んで、
「Hi!(英語) Hola!(スペイン語) モイモイ(フィンランド語)」と
3つセットであいさつをしているのを聞いたとき、
「国際的だわ~」と感心した。
どれもこれも日本という世界に身を置きつつ…
PCを閉じれば日本語があふれる世界なので”外の世界を知らない”と
言われれば、そうなのかもしれないけれど…と思いつつ、
では、一体、誰が世界を知っているのか?と思ったり。
そんなことを考えている横で、花子はイギリスの女の子からもらったラムネを
口に入れつつ、「これはさすがにおいしいとはお世辞でも言えない」と呟き、
イギリスの男の子(元女の子)からもらった便せんに
アザミが描かれていることに
「これ、日本の私が使う便せんじゃない?
私はイギリス国旗の便せんでも使うべき?」と突っ込んでいた。
アザミ(Cirsium)、スコットランドの国花でした!