ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

怖いのはどんな年齢の人?

ドイツのパルはグループを作ってダンスをしている。
発表する場も年に数回あるらしく、2月のパフォーマンスは
マイケル・ジャクソンの音楽に合わせてゾンビの衣装で踊る、
という話を年末からずーっと聞いてきた、手紙の中で。
私はgleeのスリラーみたいなのを想像していた。

www.youtube.com

今回の手紙でゾンビの写真が同封されていた。
残念なことに彼女は本番数日前にインフルエンザで倒れ、
会場に行くことすらできなかった、と。
ざ・・・残念すぎる。

でも、友達がゾンビ写真を送ってくれたのよ~と
その写真を私への手紙にも同封してくれていた。
ゾンビ写真、びっくりする怖さだった!!

gleeを想像していたから、20代、30代の女性たちがダンスする、
と勝手に思っていた。
彼女自身は40代なので当然なのかもしれないけれど、
彼女のダンスグループ、平均年齢50代?
いや、60過ぎている人もいる?という人たちで、
そのゾンビメイクのうまいこと、うまいこと。
えっ?素人集団じゃないの?メイクはプロに頼んだ?と
びっくりするほどのメイク。

メイクが立派だから、こんなに鬼気迫るゾンビなのかしら、と
最初は思ったのだけれど、多分、年齢。
いや、もしかして、数人、本当に墓場から戻ってきてない?という
年齢の方がいらっしゃって、その上、メイクが上手。
何人か本物がいない?人数合ってる?と、
つい返事に書きそうになったほど。

気づいたら人数が増えていたという心霊写真、
たまに見聞きする。
先日、家族旅行で泊まった旅館、宣伝写真がとても上手で
到着すると、えっ?!こんなに古いの?と驚くほど。
こどもたちは「何かでそう・・・」と怯えていた。
そして夜21時ころから、「花子ちゃ~ん」「花子ちゃ~ん」と
小さな女の子の声が聞こえてきて、
「ぎゃ~!!!」とこどもは大騒ぎし、私も固まった。
この声、我が家だけにしか聞こえない?
えっ?女の子の声でうちの花子を呼んでる?
怖すぎる!座敷童子にしては声がはっきり過ぎませんか?!と
怖かった・・・。
もう怖すぎて夜のお風呂とか行けない…と花子と言い合った。
翌朝、仲居さんに「お子さんがほかに泊まってますか?」と
聞いたら、「隣の部屋にいますよ。」と。
座敷童子じゃなかったのか・・・とほっとしたような、
残念だったような。
小さい女の子の声であんなに恐怖を感じたこと、
いままでになかったわ~。

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輸入とマニュアル

アメリカのメル友から「メイさんは禁制品を輸入したことがありますか?」と
聞かれた。
ご禁制の品?
それはカステラなんてかわいいものではなく
ドラッグ?
えぇ~、そんな危険なお手伝いはできませんし、
お金を1億積まれたら、ちょっと悩むからやめてほしいわ~と思っていたら、
”山椒”の話。

2005年までアメリカでは山椒が輸入できないものだったらしい。
もちろん、個人輸入で手に入れる人もいたらしく、
粗悪品が出回っていたらしい。
それがいまや、おいしい山椒が手に入るんですよ~!と。

へぇー(棒読み)としか言えない。
そんなに山椒で熱く語れる人、日本にもなかなかいないわよ~と
メールを読みながら驚いてしまった。

外国に荷物を送るといえば、アメリカのパルがブラジル人の友人に
誕生日プレゼントを送ったらしい。
もちろん、Gift(贈答品)のところにチェックを入れて、
もちろん、その商品はアメリカで税を取られている。
なのに、なんでブラジルで彼女が受け取るときに
また税金がかかるの?!
ブラジル人の友人にはサプライズで送ったのに、
結構な額の税金を払ったようで、悲惨なサプライズとなってしまい、
「こういうことは次からやめてほしい」と言われたとか。
あちゃー…から先が続かない。

私も何度かドキドキしながら、海外にプレゼントを送ったことがある。
ネットで、税金をまた払わされた!という話をそれこそ何度も読んだので
どこかに税金を払わされないコツがあるのか、と。

結論から言うと、コツはない。
すべては運!
どれだけマニュアル主義?!と日本でいらっとくることが多いけれど、
人によって対応が違う海外の話を聞いていると、
「マニュアル作ろうよ!」と逆のことを思ってしまう。

 

 

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覚えられない情報

ポスクロ経由でペンパルになりませんか?というお誘いを受けることが
最近、とても多い気がする。
先週だけでも2通ファーストレターを受け取ったし、
今週もすでに「ペンパルになってくれませんか?」と二人から誘われた。

しかし、その人たちがややこしい。
もうすでにこんがらがってきた。
一筋縄ではいかない人たちなんです。

フィンランドに住んでいるロシア人、
イギリスに住んでいるドイツ人、
オランダに住んでいるイタリア人、
香港に住んでいるアメリカ人、といった具合に
みなさん、現在住んでいる国名と出身国が全く一致しない。
理由も仕事だったり、結婚だったり、語学留学だったり、
語学留学からの恋愛だったり…
へぇ~、ほぉ~と聞いているけれど、
すでに混乱中。
あれ?誰が語学留学中なんだっけ?
仕事で赴任しているのは誰だっけ?
誰が27歳なんだったっけ?とわからなくなってきた。

2通、3通と手紙をやりとりすれば、
ちょっとずつの情報の蓄積で、「そうそう、オルガはこういう人よ」
といったイメージ像ができてくるのだけれど、
いかんせんポストカード1枚と1通のEメールでは
誰が何してどういう人だったか、もう全く記憶に残らない。
同じことを聞くのはやっぱり失礼だろうし…と
同じ質問をするのはやっぱりダメかしら、と思っていたとき
インディアナ州のパルからメールがきた。

彼女と私はもうかれこれ4年の付き合いで、
家の電話番号も知っているし、
どちらかが死んだら夫に連絡してもらうことも
弔電を送ることも約束済みのそんな仲。

「メイメイ~!誕生日いつだっけ?春になったら毎年、
あなたに誕生日を聞いている気がするわ、アハハハ。
全然、覚えられない数字っていうのは覚えてる!」と。

どうよ、これ。
私は2往復くらいのやりとりで覚えられない!どうしよう?!と
焦っているというのに、インディアナ州のパルなんて4年の仲で
私の誕生日、全く覚える気ないし!
私は覚えているわよ、彼女の誕生日。
3月の…後半。←覚えてない。
毎年Googleカレンダーの通知で思い出すんだった。

インディアナ州のパルの適当さになんだか肩の荷が下りた。
私も「ごめん、何度も聞いたかもしれないけれど、
また教えて~!」と何度でも聞くことにしようっと。

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パンとエスプレッソと

 

香港のパルから手紙が来た。
彼女はパンが大好きで、おいしいパン屋があると聞くと
西へ東へと行くらしい。
毎日5キロ以上は走っているのに、パンのせいで体重が減らない、と。
いや、そもそも細いからもう減らないのでは?と思ったり。

そんな彼女にどんなパン屋が好きなの?と前回の手紙で聞いた。
クロワッサンがおいしいパン屋とか惣菜パンが好きとか、
そういう答えを期待していたら、
”日本式のパン屋”が好きだと今回の手紙で書いていた。

日本式のパン屋?
そもそも香港式のパン屋を知らないので、
日本式のパン屋が一体、どんなものなのかがわからないのだけれど
日本式のパン屋が香港では増えつつあるらしい。
そんな中でも彼女がおすすめのパン屋は
「パンとエスプレッソと」。

www.bread-espresso.jp

おしゃれでおいしいパン屋らしく、香港にも出店してきた、
と書かれていたので調べてみたら日本が本店のパン屋だった。
主に東京にあるパン屋さんで、大阪にも一軒。

香港に行ったら、ここのパン屋さんに…と思ったけれど
大阪で行ったほうが近いか。

 

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入学式に参列

ついに入学式も終わった。
朝6時から着付けしてもらったら最後、
もう着くずれが怖くて動けない。
天気予報に一喜一憂した一週間でしたが、
当日は完璧な雨!

新調した草履で行くべきか、下駄箱までならいっそ
スニーカー履いていても雨の日に足元を見る人なんていない?と
スニーカーと草履に最後の最後まで悩んだ。
入学式のために新調した草履、いま履かなかったらいつ履く?と
考え直して、小雨の中、草履で行きました!

知り合いのママさんやパパさんに
「メイさん!まぁまぁ!そんなおしゃれして…」
「何事?!」と驚かれた。
「普段着ですけれど…おほほほ。」と上品に挨拶。
その後も、
「華やかだわ~着物。」
「素敵な色のお召し物」と、みなさんに着物を褒められた。

入学式後の記念撮影、端のほうにいたのに、
着物は目立つからか「はい、そこの着物の人、段の上に~」と
上に上がらされ、身長があるからか、
「ちょっと右下に降りてー」と降ろされ、
「もっと横に詰めて」と横へ横へと詰められ、
「はい、オッケーです!」と気づくと、校長先生の真後ろ。
キュービックパズルのようにあちこち動き、気づくとセンター!

入学式も終わり、これで今月の行事は家庭訪問を残すのみ。
掃除しなければ…。

 

お見舞いに行く


入院中の友人に「お見舞いに行っていい?」と直接、聞いてみた。
すっぴんを見られたくない、弱っているときは嫌だとか
おしゃべりの相手がほしいとかお見舞いへの感じ方は人それぞれ。
だから、直球で直接本人に聞いているんだから、
正直に言って~とラインで伝えたら、電話が来た。
言葉がでてこないときはあったけれど、
想像以上に元気そうな声を聞いただけで泣きそうになった。

週末に自宅に帰るから、自宅におしゃべりに来て~
ということだったので、最近、お気に入りのケーキ屋で
焼き菓子を買って行ってきた。

「これって、あそこの?ほら、あの丸い屋根の。」と聞かれ、
いや、そことは違うケーキ屋という話から、
あの丸い屋根のケーキ屋はなんていう名前だった?と聞かれた。
彼女以外に彼女の夫にお母さんと私もいて、
「アメンボ」
「コゴロウ」
ゲンゴロウ
「サンシロウ」
あれ、なんだっけ?とみんなで言い合っていると
「みんな高次機能障害?」と彼女に笑われてしまった。
まぁ、こそあど言葉で会話してしまう世代になったのよ、
「ほら、橋の横のあのケーキ屋」
「あぁ、あれね。」
「そう、あそこ。」で話が通じるもの。
店名なんて覚えてない…。

2週間眠っていて、起きたら高校生までの記憶で、
それがどんどんほかの記憶も増えてきて…なんて話を
へぇ~、ほぉ~と聞いてきた。
「なにか質問は?」と聞かれ、「はい!はい!」
彼女も彼女のご家族も一体、どんな質問を?と聞く中、
臨死体験は?!」と聞いた私。
爆笑された。
えっ、やっぱりそこは聞いておかないと。
川は見えたか?こっちに来るなとか言われたの?と思ったら、
「無やで!!」と。
そうか無か…三途の川以上に怖いな、無。

彼女が入院していると聞いてから、気になって鶴を折った。
千羽鶴を送られても迷惑だろうけれど、彼女の容体が気になる中、
無心に鶴を折ると穏やかになれた。
彼女のお見舞いに行くとき、「心配させて!!」と怒りと共に
鶴をぶちまけようと持参した。
「さすがメイ、大雑把に色がバラバラ…」と呆れられた。
えっ、そこ?
「しかも糸も通してないし、この中途半端な数…」と散々。
いやいや、気持ちでしょ、気持ち!
適当に鶴を折っていたつもりだったけれど、
並べるときれいに暖色系ばかり。暗い色は一切なかった。
「この大雑把さ、メイやわ~」と感心されたけれど、
そういうところはきっちり覚えていらっしゃるのね…。

とりあえず、生きててよかった。
今日は会えてよかったとお互いにペタペタとどこかの
バカップルのように相手を触りながらおしゃべりした。

恐怖の家庭訪問シーズン目前

 

今年も季節が巡ってきた。
始業式の次にくる一大イベントは家庭訪問。
長く文通をしていて日本の事情を知っているパルたちは
「掃除は進んでいるか?」と聞いてくる。
進んでない!

今年も例年の如く、家庭訪問は玄関先かリビングかでほかのママさんたちと
意見を言い合う。そして、例年のようにみんなそれぞれ違う。
玄関で何もなしの家もあり、
玄関に座布団だけの家もあり、
玄関に座布団とお茶の家もあり、
リビングに通す家もあり、
リビングでお茶菓子まで出す家もある。

これ、きっと正解はないと思う。地域差も大きいから。
15分ほどの限られた時間で、移動時間で前後するし…
「15分のため玄関先で結構です」という紙を我が家のこどもたちも
毎年もらって帰るけれど、
学校の規模が小さいため、先生、15分では帰りませんけれど…。
太郎の1年のときの先生は既定の15分が過ぎても
あまりにも落ち着いて話しているので、
「先生、時間ですけれど大丈夫ですか?」とつい聞いてしまい、
「次まで1時間空いているんですが、学校まで戻るには…」
ということだったので、お茶のお代わりをお出しして、
先生のご実家近くのおいしいケーキ屋談義してました。

そんな感じで、いままで6人の先生からの家庭訪問を受けたけれど
先生たち、とーってもゆっくりされる。
いやぁ、くつろがれますねぇ…、
あっ、窓の外まで見られます?
そっちの窓から見える庭は草を刈ってないのにぃ~!!とか
ピンポンを押されてから、あっ、チャイムのところ掃除してない…と
気づいたり。
そんな家庭訪問がもうすぐ。

去年の家庭訪問で出したおいしかったお茶を…と
高価な煎茶を久しぶりに飲んで、その劣化具合にショックを受けた。
貧乏人はこれだから嫌だ、と思った瞬間。
「もったいないから、来客用に」と取っておいて
高価だけれどおいしかったお茶をおいしくなくなってから
せっせと飲むなんて意味ないわ~と夫と反省。
今年もお茶屋さんでおいしいちょっと高価な新茶を買って、
家庭訪問にも出すけれど、私もおいしい内に飲もうと思う。
おいしいお茶でテンションを上げつつ、大掃除をスタートしなければ。

 

 

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