ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

久しぶりの手紙

先週、ポーランドのパルからメールが来た。
「昨日、手紙を出したわ~」と。
そのポーランドのパル、最後に手紙を受け取ったのはいつだったか、
というほどに長く手紙を受け取ってなかった。

今日、彼女からの手紙が届いた。
「3年ぶりの手紙になってしまって、ごめんなさい。
なんて書けばいいのかわからないけれど、
また文通してくれない?」と。
何度も何度も「返事をくれたらうれしい」と書かれてあった。

音信不通になって、しばらく経って文通を再開したパルは
数人いるけれど、
1年以上手紙が来なかったパルから1年ぶりにきた手紙の
返事を書いて、
返事が来たことはない。
結婚、引越し、妊娠、子育て、復職…
いろんな人生の忙しい時期があって返事が遅れることはある。
3,4ヶ月に1度しかこないパルもかなりいる。
それはそういうペースになっているので気にならないけれど。


3年ぶりの手紙に返事を書いても返事が来そうに無い、
と思っている私もいて、
3年ぶりの手紙を書くには勇気とエネルギーがいっただろうな
と思う私がいて、
きっと数日後に短い手紙を書くことになるのだろうなと思う。

文通をいろんなスタンスでしている人がいるだろうけれど、
私は”趣味”なので、
ストレスなく、できる範囲で楽しむのが前提条件。
「なんだかなぁ~」と、つい手紙を読みながら言葉が出てしまった。

 

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足袋と靴

ロンドンのパルにアイスノン以外に誕生日プレゼントらしい、
なにか日本からほしいものはないの?と聞いたら、
意外な答えが返ってきた。

”More Tabi!"

たび…旅?
新婚さんだからハネムーン?かと聞くと、

「前にもらったのは穴が開いてきて…」と言うので
なにかわかった。
旅ではなく足袋、足袋ソックス!

「イギリスでは”素敵”ってよく言われるのよ~」と。
get admired:感心される、賞賛される、
という表現を使って言っていた。

前回、いろーんな足袋ソックスを買い集めて
送ったけれど、その足袋ソックス、
「それは古典柄ね!」とか「着物の柄みたい」と
日本語教室でも話題になったのよ~という話から
話はロンドンの日本語教室の先生の話に。

イギリス人男性と結婚した中年以上?の日本人女性が
先生をしているらしい。
その先生、夫(イギリス人)からのプロポーズは
「僕の靴を毎日、磨いてくれる?」だって。
それでYESって言うなんて~と驚いていた。

「ジョン(ロンドンのパルの夫)がそんなこと言ったら、
ジョンに靴投げるわ。」とロンドンのパル。
あなたは?と聞かれた。
うちの夫がそんな言葉でプロポーズをしたら???
「無言でその靴を踏みつけるね。」
そんなプロポーズ、信じられないわ~!!
ありえない~!!と、ブーブー文句を言い合った。

どうして、そんなプロポーズを受けたのか、
そもそもどこがよかったのか、と他人の恋路を散々に
英語で言っているのを花子に聞かれた。
「お母さん、何を話しているの?」と。
えーっと…日英の人間関係の複雑さと共通項、と伝えておいた。
花子が英語をわかる頃までには私とロンドンのパルは
ドイツ語かフランス語を英語レベルにしておかないと。

 

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花子の矯正その後

「花子の矯正はどうなった?」とメールや手紙で
パルたちに聞かれるようになった今日この頃。
「精密検査の結果は○日よ。」と言い続けていたけれど、
ついにその日が来た!

小児矯正を謳っている歯科は数あれど、
日本矯正歯科学会”認定医”となると意外に少ない。
市内では3軒で、立地が微妙。
というのも、矯正が始まれば毎月1回は行かなければならず、
夫の都合が悪いときには私が連れて行く…となると、
ここは無理~!という場所にあった、いままでは。

発見したんです、よく通る道に新しい矯正歯科。
しかも専門医!
カウンセリングに行くと、正直で気さくな印象。
どっかの首相より印象操作は良いほうで完璧。

私が気にしていたのは花子の八重歯だったけれど、
矯正歯科として気になるのは不正交合らしい。
学校の歯科検診で引っかかっていたのも”不正咬合”だろう、と。
花子の場合は上の歯が前に出て、下の歯が中に入っている不正咬合が
数箇所あることと、上下の歯の中心がずれていて、
これは歯の生え変わりの順番によるものだろう、と。

我が家では矯正費用よりも”抜歯の有無”が大きな問題となっていて、
健康な歯を審美目的で抜歯することへの抵抗が大きいことを先生にも話したら、
「いまは抜歯はできるかぎり避けますよ。」と。
花子の場合、「ぎりぎり抜歯せずにいける?」というラインで
精密検査の結果、「抜歯なしでいけるでしょう」と言われた。
まだ生え変わってない奥歯が抜けるタイミングで、矯正開始に。
(この奥歯がまだ乳歯だったことがとても意味が大きい!
理由は…あれ?聞いたハズなんだけれど…永久歯のほうが小さく、
歯は放っておいても前に行くため、後ろへ引っ張る、だったハズ)
レントゲンの結果、花子の生え変わりは遅いようで、まだまだ
奥歯の乳歯が抜けそうにない。(永久歯がでてきてない)
多分…矯正のスタートは2年後くらい?
ということでしばらく経過観察することに。

精密検査で骨格なども調べた。同じ年代の同じ性別のこたちと比べ
歯一本ずつの平均との差も。
その数値を見て先生は一言。
「花子ちゃんの骨格は美しい!」。
・・・はぁ?
「平均値に限りなく近い!美しい骨格です!」
花子も新しい褒められ方に「笑うところ?本気なの?」と
視線を送ってきたけれど…これ、矯正認定医のリップサービス
高度すぎて、どう対処していいのやら。

以前、かかりつけの歯科で提案された矯正方法と若干、違ったので、
「こういうやり方を以前は提案されたんですが、どうなんですか?」と
取り外しできる矯正装置(花子の場合において!ですよ)の
専門医の意見を知りたくて聞いてみた。
「保護者の方を信じていないわけではないのですが…
費用も大きいので効果がないと私も困るわけで…」と
いろいろと前置きされた上で、
「不確定要素が大きすぎる」と言われた。
(ちゃんと毎日つけて意味があるものを付け忘れたりするのでは?と)
こういうところが、この先生は正直だわ~と思う。

花子の矯正、するわよ!
2年後くらいに…とパルたちにメールしなければ。

 

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アメリカのパルからの質問

本好きのパルに「日本人作家の本を紹介して!」と
よく言われる。
翻訳されていて、外国人受けしそうで…といったことはあまり考えず、
私の好きな作家で翻訳されている(=その国で売れるだろうと出版社が思った)、
という基準で。
もちろん、文通歴が長いパルたちの本の好みは知っているので
おすすめする本もドンピシャ率が上がっているはず。

先日、アメリカ人の本好きのパルにおすすめしたのは
川上博美の『センセイの鞄』、英語の本では”The Briefcase".
すーっごくよかったらしい。
「日本人の作家の本を一冊読んだだけで、
こんなに日本の文化を知らなかったとは!!」と驚いたらしい。
そして、質問がいっぱいあるの~と手紙に書かれていた。
彼女の質問、私にも「へぇ、そこが質問になるのか。」と
ちょっと面白かった。

質問1、「ジャイアンツの人気度って、どのくらい?
    ニューヨークヤンキースと同じ?」

最初から結構、難しい質問にペンが止まる。
野球に詳しくないけれど、ジャイアンツとニューヨークヤンキースって
同じ人気度よね?と夫に確認し、「俺も知らん」と言われる。
私が住んでいる関西で、「やっぱり人気なのはジャイアンツ?」
なんて言った日にはどこから石が飛んでくるかわからないので、
「関西圏意外ではジャイアンツが人気」って答えたらいいのよね?と
別のママさんに話したら、彼女は広島出身だったので、
「はぁ?」と怒られた。
野球の贔屓のチームって、政治の話よりあちこちに気を遣うことを
知った。

質問、2「以前の先生たちと連絡を取りあうのは日本では普通?」

小中高校、大学で教えてもらった先生たちと連絡を取り合っているか…
取ってない。
「連絡を取っている先生いる?」と数人の友人にも聞いたけれど、
そんな人はおらず。
以前は、先生に”年賀状を出す”ということが自然だった。
我が家のこどもたちはいまでも担任の先生に年賀状を出しているけれど
(冬休みの宿題のひとつになっていることも多い)
宛先が小学校の住所で○○先生宛て。
その先生が同じ学校にいる間は年賀状を出せるけれど、
異動されたらそのまま。
私が小学生のときは担任の先生たちは自分の住所を教えてくれていたなぁ…と
ちょっと時代を感じた。
高校時代のあの先生は…と思ったら、すでに異動による異動で
どこでいまは先生をされているのかもわからず。
きっといまも、「あんたなぁ~!!!」と、
どこかで誰かが怒られているかと。。。

質問、3 「sakeって、どういうイメージ?」

ビールと違うの?日本ではビールと日本酒、どっちが飲まれてるの?
下戸の私にそんな質問…「ビールと日本酒どっちが好き?」と
あちこちで聞いてみた。
「ビールしか飲まない!」というパパさんもいれば、
「ビール、ワイン、焼酎、ブランデー…」となんでも飲むパパさん、
芋焼酎!」という人もあり…
日本酒の売り上げは増加中…って、どこかで読んだような。
ノンアルコールも日本ではメジャーになっていて、
ビールとも違う発泡酒なんていうものもあるし、とお手上げ。
私が下戸な上に質問が漠然としすぎて答えにくい。
私も質問するときは”あなたにとっての~は?”と
相手が答えやすいように気をつけなくては。

日本語上級のメル友、いま『コンビニ人間』を読んでいるらしい。
「メイさんは読んだ?」と聞かれた。
そういう流行の本は流行が終わってから、ひっそり読む主義!

 

 

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念願のピアス!

カナダのパルが手紙に書いていた。

I got a new piercing. YAY!
I got my industrial piercing
I've been wanting it for a very long time."

(新しくピアスを開けたわよ!イエイ!
長い間、やりたかったのよ、industrial ピアス!)

さて、industrialの意味はなんだっけ?
産業、工業、といったものしか思い浮かばないんだけれど…
どんなピアス?と手紙を読みながら
カナダのパルにメールで聞いてみた。

すぐに返事がきた。
送ってくれた写真を見ると、棒ピアスが斜めに突き刺さっている。
日本では軟骨ピアスって、呼ばれるものかと。
なんでそれがどうなってindustrial ピアスになるのかは
不明だけれど、industrial piercingで検索すると、
軟骨ピアスばかり。

軟骨ピアスって、痛いんだよね?
確か、穴ができるのに時間がかかるんじゃなかったかしら?
この前も「念願のピアスを開けた!」と
鼻にピアスしたばかりだったような…。
歯医者で「麻酔なしでいけそうですが…」と歯科医に言われようと
「いえ、麻酔してください!!」とお願いするほど痛みに弱い私は
なんでわざわざ痛いことを…と理解できないけれど、
そうか”念願”だったのか。
夏が終われば”念願のタトゥーを入れる”とも書かれてあり、
彼女の”念願”って、痛いことだらけ?!と呆然とした。

そういえば、私の通う歯科医では歯科衛生士さんが数人、
軟骨ピアスをしている。
ボスらしき歯科衛生士さんが軟骨ピアスをつけだしたかと思うと
右に倣え!と耳たぶのピアスもない歯科衛生士さんたちが
軟骨ピアスをつけはじめた。
グループがわかるように?
団結して労働環境改善を訴えているようにも思えないけれど。
もっと簡単な「水色のスカーフをおそろいでつけましょ!」とかいう
発想にはならなかったのかしら、
もっと痛くない方法で…と彼女たちの軟骨ピアスを見るたびに思う。

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英語だけではなくプログラミングも必修化

2020年、いろいろと新しいことが始まる!と
最近、情報についていけれてない。
例えば、2020年から小学校3年生からの英語が必修化、
5年生から教科化される。
これだけでも、「大変そう…」と思っていたら、
2020年度からプログラミングも必修化、するらしい。

そ…それはもう、保護者が教えられないレベル?と
私はすでにビクビク。
そんなときにZ会がプログラミング講座を開講することを
ダイレクトメールで知ったのだけれど、
これがまたとっても楽しそう!
特にうちの末っ子、次郎にはお目目キラキラもの。

レゴよりラキュー派の末っ子だけれど、
レゴは8-14という対象年齢が書かれているものを1時間で
完成させてしまう。
そして、16歳以上、となっているものが6歳の末っ子に
「作りたい!」と思わせる商品がないので、
ラキューの本を買って作ることも多い。
レゴよりラキューのほうが自由に作れる、らしい。
折り紙も書いてある説明を見ながら折るのが苦手な私は
ラキューもレゴも全くお手伝いはできないので、
図を見て末っ子が一人で作る。
小5の花子も小3の太郎も、あまり興味を持たないけれど
次郎は黙々と一人ラキュー。

Z会のプログラミングは「ロボットを作りたい!」という末っ子に
ドンピシャの教材!

www.zkai.co.jp

メールアドレスを登録し、これからの情報が楽しみ。
末っ子には「まだか?まだか?」と急かされているけれど、
私ではなくZ会を急かしてほしい…。
受講料もまだ不明なので、ちょっとどきどき。
目玉が飛び出るほど高額ではありませんように。

お葬式に流してほしい曲

知人の親戚などを含め、立て続けに亡くなった。
「えっ?入院?」と驚いている間に亡くなった人が多く
本人を含め、親戚や友人も慌てただろうなぁ、と思う。

ということで、「私のお葬式に流す曲を決めたから!」と
夫に宣言し、
「はぁ?」と、いつものように呆れられた。

正直、信仰心はあまり持ち合わせておらず、
直葬(病院から火葬場へそのまま行くこと)でも
全く気にならない!
お金は生きている人に使ってこそ意味がある!と思っているけれど、
お葬式は生きている人のためにするんだなぁ、と思わされる
お葬式にもいくつか参列した。
それなら、私のリクエストも少々、取り入れていただければ…。

曲は断然、”Your song"。
しかも、エルトン・ジョンではなく、
イギリスのThe X Factor(アメリカンアイドルのようなもの)で
Your songを歌ったあの人のバージョンで!と指定が細かいのは
ご愛嬌。
いい声なんです。

www.youtube.com


Your song,歌詞を説明するまでもなく、なのですが、
”How wonderful life is while you're in the world"
(あなたがいる世界に生きられるなんて、なんて素敵なことなんだろう)
という歌詞に、毎回、「本当にそうよね~」と相槌を打つ。
いま仲良くしているパルたちも、同じ時代を生きているからこそ
文通ができるわけで、
「この時代でよかった!」と思う。ちょっとのすれ違いがあれば
きっと文通してなかっただろう国や地域の人々。
「出会いに感謝!」なんて、どっかの居酒屋かラーメン屋に
書いてにありそうなことを言おうとは思わないけれど、
”How wonderful life is while you're in the world"とは思う。

もう一曲はThe X Factor USAから。Feeling Good.
いろんな人がカバーしているけれど、この子の歌い方が一番好き。

www.youtube.com

Birds flying high you know how I feel
Sun in the sky you know how I feel
Breeze driftin' on by you know how I feel.

(鳥たちも高く飛び、私がどれだけいい気分か
空にある太陽、私がどれだけいい気分か、
そよ風が流れ、私がどれだけいい気分か)

It's a new dawn
It's a new day
It's a new life for me yeah
For me
And I'm feeling good

(新たな夜明け、
新たな一日、
私の新しい人生、
私にとっての
それにすーっごく気分がいいのよ)

闘病した人、急に体調を崩してそのままになった人、
ロッククライミングするほどの元気と若さがあったのに
心臓発作で帰らぬ人になった人、
死の間際は苦しかったかもしれないけれど、
きっといまは”feeling good” (いい気分)と肉体を離れて
思っていると葬式に参列するたびに思っていた。
私なら絶対にこの歌を歌っている気がする。

It's a new dawn
It's a new day
It's a new life for me yeah
For me
And I'm feeling good

Oh freedom is mine
And I know how I feel

(ついに自由になった
それをいま感じている)