ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

スタディプラスで青春

数週間前にスタディプラスというアプリを知った。
勉強時間を記録するアプリで、300万人の学生が使っているとか。

www.studyplus.jp

よくわからないけれど、とりあえずやってみよう!と
花子の学習時間を計測し始めた。
スタディプラスは問題集別や科目で登録することができ、
その学習時間もアプリ内のストップウォッチを使って入力できたり
面白いアプリだと思う。
学習時間が記録として残って、棒グラフで積み上げられていくと
「今週は頑張った~」という達成感も得られる。
円グラフで学習に占める科目割合なども見ることができるので
今週はこの科目やりすぎかも…と気づいたりする。
また、ほかの同じ目標を持つ人たち(”〇〇高校合格”など)の
学習記録やどんな問題集を使っているのか、
何時間勉強しているのかなども見えて、発奮したり。
発奮しているのは私だけですが。

花子が行きたいと思っている高校を受験予定の子たち、
塾で2時間勉強して、家でも2時間…平日4時間ほど学習し、
土日は8時間と記録ではなっていて、
「体を壊さない?」と心配になるほど。
そして、「学年1位死守」とか「2位からの脱却」とか目標もすごい…。
みんな頑張っているんだなぁ、私も!!となるハズ。

その一方で、同じ目標を持つ人や同じ学年の人と友達になることもできて
メッセージも送りあえて
・・・ん?これって、結局、スマホを見つめる時間が長くなるのでは?と
思ってしまったり。
賢い人たちの中には「スマホを触る時間が増えて本末転倒になっているので
県立高校入試までは中断します」と宣言している人もいたり。
この子の親、どんな教育したら、こんな子になったんだ?
教えて~!!と私がメッセージを送りたくなったり。

「この子はすごい…。あんたはえらい!」と、感心している子がいる。
県内トップの県立高校を目指し、通信教材でコツコツと学習し、
その上でピアノを毎日欠かさず40分。
(ピアノを科目登録して記録に入れている人が意外に多い)
なに、そのパーフェクトな優等生ぶりは…とまぶしいほど。
花子に言うと、「私もそれをする!」とピアノを科目登録する、
というところだけ実践中。毎日20分ほど…。
アプリ内のストップウォッチ機能を使うと思ったほど弾いてないことに気づく。
(発表会前で全然できていない太郎はピアノを40分×3回やっていますが)

中学生の部活に燃える姿に「青春だわ~」と感じる人が多いけれど、
私は勉強に燃えていたり、テストで良い結果がでなかったとか嘆きつつ
コツコツと勉強し、ピアノも欠かさず…という中学生たちの
毎日の真摯な姿に「青春や~!!」と感動している。
「県大会行きたい!」とか「金賞とる!」と部活への意気込みを
熱く語っている花子の同級生たち。
花子はというと、「幽霊部員を目指す!」と。
・・・それって、目指すものだったっけ?と思いつつ、何も言うまい。

曜日を表す言葉

"Are you enjoying your hump-day?"
アメリカのパルからメッセージがきた。
hump-dayって…初耳ですが、なに?と思ったら、
humpはラクダのコブを意味するようで、週の真ん中の水曜を指すらしい。
hump-dayで調べたら面白いCMがでてきた。

www.youtube.com

このうっとうしいラクダ、癖になる。

ラクダが"hump-day"と喜ぶアメリカのCM.
面白い表現だわ~とロンドンのパルに使ったところ、
hump-day?なにそれ?という感じでした。
イギリスでは全く使われていない表現らしい。

日本ではなにか同じような言葉がある?と聞かれ、
「花金」と勇んで答えたけれど、最近聞かないような…。
すでに死語になっているかも。
不況になってから、週末に遊びに出かけよう、
パーッといこう!という風習もなくなったらしい。
宵越しの金を持たない江戸っ子なんてもう過去の遺物,
となっているのだろうけれど、うちの末っ子は江戸っ子気質。
お小遣いもらったら、お小遣いでは足りない額の買い物をして
「誕生日の分の…」と借金までして買う。

曜日を表す日本語って花金以外にはないものかしら…と
ロンドンのパルと話していて
サザエさん症候群」について話したら、
ロンドンのパルに「それは知っている」と言われ
知ってるの?!すごいね!!と感心してしまった。
えーっとほかに曜日を表す日本語は…思い浮かばない。

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ドナルド・キーン逝去

日本の有名なロック歌手が亡くなったとき、
プリンスやマイケル・ジャクソンが死んだとき、
ホーキング博士が亡くなったとき、
私には遠い存在で、周囲の驚きや嘆きや動揺がいまひとつ
理解できなかった。

知人ではないわけでしょ?
一面識もないのに、そこまでショックを受けるの?と
ただ驚いて彼女たちの動揺ぶりを見ていた。

今日、私のスマホに入ってきたニュース速報に
文字通り、スマホを落として動揺した。
ドナルド・キーン逝去」。

ドナルド・キーンが?!
あのドナルド・キーンが?!
何度、彼の文章を読んだか。
あの穏やかな話し方とぴったり一致するような穏やかで
謙虚な文章。
日本文学を勉強していたロンドンのパルとも語ったことのある
ドナルド・キーン」。
ロンドンのパルも「日本文学といえば、ドナルド・キーン
彼の本で日本文学を学んだ人はイギリスでも多い」と言っていた。

日本文学や日本文化をしている人にはもう権威を通り越して神!!に
近い存在の彼がまだ生きているなんて!!
三島由紀夫と仲良しで川端も芥川も知っていてと
大学生時代は感動すらした。
そして、今日、彼が逝去したことを知った。

一面識もないけれど、動揺し、ショックを受けている。
そうか、みんなこんな感じだったのか…と知った。

 ご冥福をお祈りいたします。

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最近の中学生


娘が春から中学生となるいま、中学生準備としていろいろと驚くことがある。
例えば、「定期テスト前は2週間で40時間の家庭学習推奨」としている
中学校があることなど。
2週間で40時間?
週20時間?ふつうに単純計算して一日3時間?
帰って宿題してから3時間の学習って、何時に寝る気?と
驚いてしまった。
娘の花子は「なにがなんでも、一日は勉強しない日を作る!」と言い出し、
それなら20時間を6日で割るから…一日3時間では足りないわけで…と
ますます混迷をきたし、
「土日10時間!」とか無謀な計画を言い出したり、
なにそれ?!ともう収拾がつかない。

中学生の家庭学習をさせているママさんたちのブログを読むと、
学習計画はこどもに立てさせる人も多いことにも驚いた。
私の友人たちも学習計画にすごい力を入れている人が数人いて
毎回「これこそ完璧!」な入念なびっしりで、挫折しやすそうな
学習計画を1日がかりで立て、3日で挫折、また学習計画に1日費やす…
というのをやっていた。
「学習計画を立てる」ということに危険な臭いしかしない。

そんなことを考えていたら、スタディサプリで中学生向け個別指導が
始まるよう(月額9800円)。
その個別指導をする理由がまさに私が思っていることだった。

中学生にとって、解いた問題を自分で丸つけし、
自分の苦手を把握することは、とても難しいことです。
写真に撮って送ると、コーチやスタッフが採点しお子さまにあったアドバイスをします。
客観的なアドバイスにより、お子さま自身が真に理解できていないところや
苦手を把握することができます。
理解があいまいな箇所は本質的な理解が得られるよう指導を行います。

つまるところ、中学生に「計画を立てて」「実行して」「見直す」のは
至難の業で、(できる子はできるんだろうけれど、うちの子ではない。)
大人の手が入ることでより簡単に学習に集中できます、ということで
いや、本当にその通りだと思う。

とりあえず…と花子の2週間の学習計画を立ててみた。
土日は予備日で…と作ってみたけれど、宿題の量が日により増減があり
一定の学習量ってむずかしいなぁと気づいた。
そして、思った以上に学習時間が少ないなぁ・・・と。
「塾で3時間って、〇〇くん言っていたけれど、私むり…」と
花子も気づいたらしい。
すごいねーと同級生を褒めたたえて終わった初日、
現在、試行錯誤中。
最近の中学生はすごいね~と感心の言葉しかでてこない。

今年のバレンタイン

ロンドンのパルに「今年の友チョコは遠慮します」と
ダイエットのために伝えてあった。
その代わり…「紅茶で!」と紅茶のリクエストをしたところ、
「いまスーパーだけれど、どれがいいの?」と真夜中にメッセージが来ていた。
寝ていて気付かなかったので、適当に選んでくれたらしい。

f:id:bitter-chocolate3:20190223083455p:plain

 スーパーに並ぶ紅茶の数々…さすが紅茶の国、イギリス!
紅茶の箱を見るだけで、テンション上がってしまった。

そして、彼女の夫がハマっているお菓子がこれ。 https://lh3.googleusercontent.com/-ThB8hGugDP0/XHCEu8uY_zI/AAAAAAAAFGA/1yiDn_scm8AQRDu9ikvIOOWWdSvfkZg9QCL0BGAYYCw/h549/2019-02-22.jpg

日本のお菓子でしょ?
日本ではいくらで売ってる?と聞かれたけれど、
こんなお菓子…私はスーパーで見たことないんですが…と
夫やこどもたちに見せたら、誰も見たことがない。

そもそもこれはスナック菓子なのかそれとも干しシイタケなのか…と
話し合ってしまったほど。
日本で調べてもヒットしないわよ!とロンドンのパルに話すと
ロンドンのパルも調べたようで、シンガポールのお菓子っぽい、と。

ロンドンのパル、相変わらず面白いものを発見するなぁ…と感心してしまった。

 

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本か映画か

新しくドイツに文通相手ができた。
3歳の娘がいる3つ年下の女性と3尽くし。

そんな彼女との話題は「本が先派か映画が先か」。
本好きの彼女、「話題になった映画はつい原作が本にないかチェックする」とか。
わかる、すごくよくわかる!
そして、「映画より先に本を読んでしまう」と。
あぁ~、わかる!!
「そして、映画を観ないこともある」と。
わかる!私のイメージを崩さないで~となってしまうんです。
私の頭の中のイメージに勝る映像はない、とどこかで本好きの人は思っている。
予算もなにもなく自分の趣味で作られた声とイメージですから、
本人の中で完璧なのよね~という話になった。

そんな私たちが語っていたのは『25年目のただいま』、原題は『Lion』。

 

 インドで迷子になったこどもがオーストラリアで養子となり、
google earthでインドの家を見つける、という実話に基づいた話。
ドイツのパルは「まず、本で読んだ」らしい。
そして「映画までは観てないの」と。
本が完璧だったから…という彼女の気持ち、よくわかる!

ひとしきりの原作で読むか映画で観るか、両方か…の話の後で
彼女に聞かれた。
「最近、読んだ本は?」
えーっと…あれ?最近、なにを読んだかしら。
本も読んでなければ、映画も観てない。
ペン習字に励んでいて…と言いたいけれども、”ながらペン字”を
やってました。
久しぶりに?『グレイズ・アナトミー』に夢中。 

グレイズ・アナトミー シーズン1 コンパクト BOX [DVD]

グレイズ・アナトミー シーズン1 コンパクト BOX [DVD]

 

 シーズン1から見始めて、いまシーズン2。
ところどころ見たこともあるエピソードもある。
今頃になって「シーズン1のメレディスってさ~」と
海外のパルたちに話している。

私が最後に読んだ本をAmazonの履歴や手帳から確認したら、
中学受験の本だった。 

中学受験をしようかなと思ったら読むマンガ (日経BPムック 日経DUALの本)

中学受験をしようかなと思ったら読むマンガ (日経BPムック 日経DUALの本)

 

 正直に言おう!
全く期待していなかったこの本、進研ゼミの広告漫画みたいなものを
想像していたのに、予想外にいい内容で、うるっときた。
ドイツのパルに「中学受験についての本を最近、読んでいる。
親の経済力が大きい」云々と塾事情についても語った。
そうしたら、初めて知った事実があった。
「ドイツはこどもに家庭教師を雇うわよ。」と。
こどもの学力に不安がある親は家庭教師を雇うけれど、
学力を求めない親や低収入の親はそれもしない、と。
日本の家庭教師のように高くはないみたいだけれど。
「個人的には、大学で学ぶっていうことの意味は大きいと思うの」と
ドイツのパルは言っていた。
私もそう思う。

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性教育


「男性の友達って、どう思う?」とコロラドのパルと話しになった。
面倒くさいことが起きそうな異性の友達は基本パス…でという私と
「男なんてもう懲り懲りよ。子どもに集中していたい」という
コロラドのパル。

実は、私は現在、ダイエット中。
血液検査の結果がすごく悪かったので…と健康のためにダイエットをしている。
コロラドのパルも「筋肉をつけたいの!」とジムに精をだしていて、
「これからジムで汗流してくるわ!今日のあなたは?」と聞かれ、
「友達と1時間のウォーキング!」と運動を報告しあっている。
そして、その効果を見せ合おうじゃないの~となった。
写真で報告!
「顎のラインが痩せたって言われてね!!」と顔写真を送った私、
コロラドのパルはピチピチのズボンを穿いたお尻の写真だった…。
「どうよ、これ?」と。
えーっと…ピチピチのすてきなお尻で…いや、なんていえばいいわけ?
なんだ、これ?と笑ってしまった。
お尻の写真を送られ、「じゃあ…私も!」なんて、無理だからね!!と
言いながら、これは女性同士だからできる話題だなぁと思った。
もし、これが男性なら、また違うことを考えてしまうだろうし、
筋肉自慢以上の違ったメッセージに受け取るかもしれない。

そんな女子だけ話せること、”ピル”を含めて
最近、「娘の性教育はどうするか」が私や海外のママさんたちで
熱い話題となっている。
なんせ、それぞれの娘たちがティーンに片足突っ込んできてまして…
「どう話す?いつ話す?何を話す?」と。

コロラドのパルは「安全なセックスについて語るし、
性行為に伴う結果についても知らせる。」と望まない妊娠などの現実も
話す予定らしい。

フィンランドのパルは「ボーイフレンドができたら、教えて」と
娘ちゃんたちには伝えていて。
そしてそのときには”ピル”についても話し合う予定らしい。
女性ができる避妊、男性だけに頼らない避妊方法としてのピルよ、と。

日本ではどう?と聞かれたけれど、正直、”ピル”なんて全く考えてなかった。
息子たちには避妊について語らなければと思っていたけれど、
娘にする性教育で避妊を語らないって、片手落ちだったなぁ、と。
女性が言えることは「コンドームつけて」だけなら、
そんな他力本願な避妊方法もないよなぁと改めて思ったり。
日本の同じ年ごろのこどもを持つママさんたちは性教育に熱心ではない人が多い。
寝た子を起こすなという発想やまだ早すぎると思っている。

私はつい避妊や望まない妊娠、安全なセックスに考えが行きがちだったけれど
フィンランドのパルの言葉にハッとさせられた。
「一番に娘たちに伝えることは、あなたの体を誰が触ることができるかを
自分で決めること。いやだと感じることがあったら、親に伝えること」
と言っていた。
そういうことは私も娘には伝えてなかったかも。
性教育、いま私の周囲でのみホットな話題。

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