ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

おみくじが突き刺さる

先日、ふと思い立って神社に行ってきた。
神社と一言にいっても、県外へ引越しをしているので
氏神さまではない…ハズ。
私の氏神様はそもそもどこなんだろう?と思いつつ、
七五三や人生の節目でよく行ったお気に入りの神社に行くことにした。
そういう神社を”崇敬神社”ということも知った。
作法もいろいろと学び、いざ出陣!

今回の目的は家族のお守りを買うこととお札をもらうこと。
なんせ”初詣”ですから。
11月ですけれど、なにか…。
今年初めての神社ですから、初詣
「神様も呆れているんちゃう?」と友達に言われたけれど、
そんな懐の小さい神様なわけない!
確かに私だったら、「おいおい」となるけれど
私と違って、心が広い神様、呆れつつ生暖かい目で見てくれるはず。

そして、初詣といえば「今年を占うおみくじ」でしょう!
このおみくじ、突き刺さった。。。

いまは自我を捨てて他人に従う低姿勢をとるほうが得。
何事も相手に一歩ゆずる心のゆとりが欲しい。
「能ある鷹は爪を隠す」
しばらくの間は才能や功績を誇らずに、次の大きなチャンスを
じっと待つこと。焦らずにここで力を蓄えておけば、
必ず実力を発揮する場が訪れる。

仕事、交渉、取引運も「強引に動くとマイナス」
愛情、縁談、恋愛運は「ちょっと懐がさびしい気配があるので
面白味はないが順調にいく」

懐がさみしいとかまでおみくじに言われて、ぐさっとくる私。

学業、技芸、試験運は「実力が十分に出ないで苦しむ。
しかし才能はいずれ認められる。もうひと踏ん張りの頑張りが必要」と
こちらもじっくりいけよ…と。

末っ子が引いたおみくじには「実力を発揮できない環境でも
くさらずおごらず精進」というようなことが書かれてあった。
たまに小学校がいやになる末っ子の次郎。
末っ子が受講中Z会の中学受験コースは算数も国語も順調。
算数に至ってはさすがのZ会中学受験コースで4~6年の
カリキュラムを2年で学ぶ。
数か月前にしていた天秤の問題…次郎に質問されて
私が発狂しそうになった。
次郎は私に解き方を求めているわけではなく、
そもそも期待されていない、
次郎の考えをまとめる手段として私に教えてくれるんだ、
と最近、気づいて楽になった。

そういう問題を嬉々として取り組む次郎にとって、
公立小学校の2桁÷1桁は「おもしろくもなんともない」わけで、
それなのにその2桁÷1桁の割り算以前に九九がおぼつかないクラスメートも
それなりの割合いるから宿題で九九カードがでるほど。
3年生ですけれどね!(九九を習うのは2年生)
「今日は理科も社会もない。国語と算数とかばかりで…
学校でじっと座っているのが嫌だ。」と泣かれた日には
正直、なんといっていいのかわからなかった。

そんな次郎と私がひいたおみくじは、それなりに胸に
思い当たる節もあり、「神様はお見通し」だなぁ…と感心している横で
夫が「誰にでも当てはまるようにうまいことするよなぁ」と感心していた。

初来日?!

カナダ在住のパルが日本に来年の春、来ることになったらしい。
航空券の格安セールをしていたとかで、ほぼ半額の航空券。
同棲しているボーイフレンドはそれほど乗り気ではなかったようで、
彼女は両親と初来日。
東京、京都、大阪、東京らしい。
「メイの家は大阪から近いんでしょ?」と手紙で書かれていた。
京都からも近いです!
来年の春、一家でカナダのパルと会うことになった。

ロンドンのパル、フィンランドのパルに続き、
カナダのパル。
文通で知り合った人と会う日がくるとは感慨深い。

「日本でしてよかった!的なことを教えて」と言われた。
コスタリカのパルは「おすすめはフクロウカフェ!」と言っていたし、
アメリカの男性パルは「泊まれる本屋」や「猫カフェ」を、
日本に数年住んでいたアメリカの女性パルは
「コンビニに毎日行くこと!」と。
日本のプリンが英語のpuddingとは別物っていうのは
世紀の発見だったとか。
どれもこれもカナダのパルに伝えたけれど、マニアックなような…。
フィンランドのパルは日本の温泉の虜になったらしい。
カナダのパルも温泉に入る予定らしいけれど、
「日本ではタトゥーを隠さないといけないんでしょ?
日本に滞在中はずっと隠していないとダメかしら?」と聞かれたり。
東京オリンピックもあるし、外国人のタトゥーには寛大なような…。
カナダのパルは日本のガイドブックを見て少しの言語と文化を学んでから
日本に旅行しようと思っているらしい。

ギリシャに女友達と行き、メキシコに家族旅行したカナダのパル。
次は日本。
元気だなぁ・・・とこたつから動けそうにない私は感心した。

 

未熟なのは英語?

ママ友から小泉大臣の”セクシー”発言について聞かれた。
国際会議でセクシーを使った小泉環境大臣
ただ、前の人の発言を引用しただけだと言われたり、
国際会議でセクシーってどうなんだ?と言われたり、
そんなことを説明すること時代が野暮だと小泉大臣が言ったり…。

そういうことを踏まえた上で、
海外のパルたち(非英語圏を含む)と政治的な話から下世話な話から
いろいろしたけれど、日本語で言う意味の”セクシー”なとき、
例えば「あの歌手の声がセクシーで好きだ!」とか
「彼のお尻ってセクシーよね」というようなときに使われるのは
sexyではなくhotだったのよねぇ…と思ったり。

そして、いろーんなことを考えると、
小泉大臣は失敗していると思う。
日本の政治家で、そして大臣で、いかに正確に相手だけではなく
日本国民に思っていることが伝わるかが大切なわけで、
そういうときに”sexy"なんて中途半端な英語を使うということは
誤解される恐れを含んでいるし、
実際、彼は誤解された。

そして、それに対して「そんなの野暮だ」なんていう回答は
説明を避けているようにしか聞こえない。
大臣でしょ?その前に政治家でしょ?
自分の意見をいかに正確にきっちり伝えるかが重要なのでは?と
彼の資質に疑問を抱いたり、
さすが「感動した!」で終わった人の息子だと感心したり。

小泉大臣の英語の未熟さというよりも
いかにきちんと正確に相手に伝えるかを軽視している姿勢に
対極にいたイチローを思い出した。
イチローアメリカ生活が長く、きっと英語もかなりできると思う。
それでも、彼はほぼ日本語で通し、通訳を使った。
イチローは誤った情報を出さない、誤解をされない、ということに
重きを置いていたといわれている。
実際にはロッカールームでチームメイトと冗談を言い合えるレベルではあったけれど
記者会見では通訳を使い続けた、そういう姿勢にプロ意識を見た。
野球選手がそれだけ”いかに正確に自分が伝えたいことを
相手に伝えるか”を重要視しているというのに
いわんや政治家が…と思ってしまうのは私だけなのか。

前出のママ友に「小泉大臣の英語力は未熟だと思うか?」と聞かれ、
彼の英語力を判定するほどの英語力を私は持ち合わせていない、
と答えた。
でも、彼の情報発信能力は未熟だと思う。
自分の言いたいことだけを言い、逃げる…ブログの世界でなら、
それはもうご自由に。
でも、国際会議ですよね?
日本の大臣として出席ですよね?
言葉が足りないなら補わないと、説明しないと…と思うし、
そういう点では未熟だと思う。

 

ロンドンからチョコレート

ロンドンのパルから小包出したよ~とメッセージをもらったのは先週。

そして、ついにやってきた!

チョコ、チョコ、チョコ~!
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すべてチョコレート…。

ハロウィーンのは子どもたち用でネット3つのチョコ。

特筆すべきはオリビア・バートンのチョコ!

リビア・バートン!!と目が釘付けになったのは、

私が最近、チェックしていた腕時計だったから。

 美しいんです。

 美しい…。

 ロンドン発のブランドだそうで、チェック済み!
キャスキッドソンも以前は好きだったけれど、
猫も杓子もキャスキッドソン?というくらいにあちこちで
あの花柄バッグを持っている人を見かけるようになってきて
天邪鬼な私は敬遠中、
そんな話をロンドンのパルにしたことはあったけれど…
なんで、その私が今オリビア・バートンをチェックしているって
知っているの?!
えっ?私、言ったっけ?と、ついロンドンのパルに聞いてしまったほど
びっくり。

リビア・バートンの美しい腕時計、
デザインは美しいのだけれど、時間が見にくそうで…
腕時計にはおしゃれではなく機能美を追求したいので
ほしいものリストに入れつつ、そのまま。 

 腕時計、買うならこっち…。

でも、このチョコ色はやっぱり時間が見にくそう。

慣れないこと

関西に住んで10年以上が過ぎた。
「身も心も関西人ね」とか「関西人より血気盛ん」とか
関西人に「いらち…」といわれるまでになったけれど、
それでもたまに「慣れない…」と思うときがある。

それは口の悪さ。
地域的にも荒い方言だとは聞くけれど、
ふつうに生活していて、ヤ〇ザに遭うことはあまりないし、
ガラの悪いトラブルに巻き込まれたこともない。
それでも、「しばくぞ!!」とママ友が言うと、
どきっとしてしまう。
しばく=ぼこぼこにすることらしいけれど、
「いい加減にしないと叩くわよ!」というレベルで
ママさんたちが「しばくぞ!」とすぐ子どもたちに言う。
しばきすぎ…と密かに思ったり。

「しばくぞ」以外に驚いて絶句した言葉としては、
「参観日だからって、いちびってんちゃうぞ。」とか
「喧嘩を売っとんか?いつでも買うぞ!」とか…。
(いちびる=かっこうつける、らしい。)

これ、どちらも言ったのは”先生”なんですけれど、
小学校の。
これに慣れない!
いつまでも慣れない!
おいこらrrrr!!のrの巻き舌発音の素晴らしさとか
「・・・先生ですよね?小学校の先生ですよね?」と
確認を取りたくなる。

我が家では「おい、お前」と息子たちが言っただけで、
「その言葉、使っていい言葉だったかしら?」と私が確認するほど
言葉チェックにはきびしくしているのに
小学校で「おいこらrrr」とか「いちびってんな」とか言うのよ!
先生が。
どーなの、それ!!と毎回、思う。
でも、周囲のママさんたちは「別に、なんとも思わないわ~。」なので
一人、そんな言葉を使ってほしくない、こどもに聞かせたくない…と
毎回、思う羽目になる。

今回も「やっぱり私はそんな言葉の荒さに慣れないし、
慣れたくもないんじゃけど。」と私のお国言葉で同郷のママ友に愚痴った。
関西弁の言葉の荒さにケチつけたいわけではない。
方言は癒される。
「おんどりゃー、なんしょんじゃい!」
(あなたたち、なにをされていらっしゃるのかしら?:意訳)
とか口の悪い人たちは言う地域ですとも、私の出身地域だって。
それでも、それを小学校の先生が児童に言うことはなかったよ…。
荒い言葉を使って、相手をびびらせたらいいってものではないと思う、
私は怒った相手に言葉で威圧しようとは思わないけれど
とママ友に話すと、
「喧嘩売っとんか?」と先生が言っても怖くもなんともないけれど、
「メイが標準語で穏やかに話しているときはすごい怒っていて怖い」
と言われた。
怒るのに言葉を悪くする必要も方言で恫喝する必要もないのだと思う。
ただ、淡々と低い声で一言。
「わかっているのか?」と。

「まぁ、あのAくんは問題児だから」と数人のママから聞いたAくん、
私の前では「はい!そうです!」しか言わないのに問題児?
とママ友に話すと、
「A君、人を見る目はあるんだわ!」とママ友たちに笑われた。
どうやら私はAくんに怖いママ認定されているらしい、
A君を怒ったことはないのに。
怒らずとも怖いママ認定で礼儀正しくするって、一番楽。
先生にも粗野で威圧的以外の言動を模索してほしい。

『モダン・ラブ』

Amazon primeでアニメをこどもたちがよく見ている。
ガンダムからもう私にはついていけないアニメまで。
私はたまにグレーズアナトミーを思い出したように見る程度。

グレイズアナトミー、長すぎて(16シーズンまで!)、
私は現在7シーズン目…。
1シーズンには25話ほどあり、たどり着ける気がしない。

そんなとき、Amazon primeが私におすすめしてきたのは
『モダン・ラブ』。
現代はそのままModern Love.
ニューヨークタイムズのコラムを脚色したものらしいけれど、
アマゾンオリジナルのドラマ。
アマゾンオリジナル…前に一度見たことがあるけれど
アマゾンオリジナルはやっぱりいまひとつだったので
期待度0で見た。

 

 星5つ!!
いい!いいよ~!!アマゾン、やるじゃん!と
つい思うほどに素敵なドラマだった。
30分ほどの短い物語ばかりで、有名人はほぼでてない…と
思わせて、随所に「あっ、この人はデス妻に出ていた!」とか
「映画で見た!」という俳優さんもちらほら。
アン・ハサウェイもでている。

若いカップルの話はほとんどない。
30代、40代、…50代や60代、浮きも沈みも経験して、
情熱的なこともないけれど、過ぎていく日々にちょっともがく…
日常ってこんな感じよねと思ったり。
映画じゃあるまいし、そんな冒険的な恋はできるか!な選択をする
ドラマの中の人々なので感情移入しやすい。 

 あぁ、その機微がわかるよ…という年齢に私も達したのかしら。

いろいろあっても日常は続いていく。

急にセレブな友達

ロンドンのパルと彼女のいまは亡き祖母の話になった。
90歳を過ぎていて大往生だったと記憶しているけれど、
ロンドンのパルとの付き合いも長いので
幾度となく「いまは祖母の家にいるの」なんていう話も聞いた。

そんなおばあちゃまが亡くなり、
かなりの遺産を相続したらしい。
ロンドンのパルの祖母の家も庭も写真で見せてもらったことがある。
イングリッシュガーデン…くらいしか記憶にないけれど。
家を知っているから、遺産の話も「ふーん」と聞いていたら、
ユーロで金額を言われた。
ピンと来ないけれど、購入したい家の25%相当だという。
家にもよるし、ますますピンとこないわ…という私に
彼女が円で教えてくれた。

17,000,000円。

えーっと、えーっと…桁が多すぎて瞬間でわからない。
私の通帳では見かけない数字だわ、これ。
しかも、4人の孫に同等の金額…。
ひょぇ~!!!
あのおばあちゃん、セレブだったのか!!
あのおばあちゃんって、花子の絵に感動して、
「お金を払うから、庭の絵を描いて」って言ったあのおばあちゃんよね?
お金をもらうほどの絵は描けないから…と断ったけれど、
やっときゃよかった~!とかゲスなことが
頭の片隅にでてきてしまったわ。

と、しきりに遺産相続の額で驚いたけれど、
1千700万円にびっくりしてしまったけれど、それが家の購入費用の25%?
その家、6800万円?!と合わせてびっくり。
もう桁が大きすぎてわからない。
「給料がでるまで、小包は発送できないわ~」とか
よく言うロンドンのパルなのに。

そんなロンドンのパルに日本で買ってほしいものがあるから、
お金を送るから買って送ってくれないかと頼まれた。
いくらセレブなお友達とはいえ、(急にセレブに昇格)
お友達とお金を介した付き合いをするのは嫌なので、
「お友達とお金をあげたり貸したりするのは嫌なの」と話すと
「でも、悪いわ…」と彼女が頼んだ購入品、
2000円。
買えるわよ!私でもそのくらいは!
小さいし軽いから送料も安いし。
「友達からお金をもらうのは嫌だけれど、
海外の友達からお菓子やチョコレートをもらうことには
なんの抵抗もないから。」とロンドンのパルに伝えると
笑っていた。チョコに期待!