ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

スクールバス

登下校中の交通事故が報道されるたびに思う、

「小学校はスクールバスにしてくれたらいいのに。」と。

娘が通う学校も徒歩2キロ超で、ガードレールはちょこっとついているだけ。

幅の広い歩道ではあるけれども、長い坂道のため朝夕はスピードを出して

車が通り過ぎる。

とても運転が丁寧ともマナーがいいともいえない土地柄なので、

ウィンカーを出さずに曲がる車もいる。

2年に一度は事故が起きている交差点も通過する。

登下校の小学生の列に突っ込んでも不思議はないほど。

事故が起きて、通学路の整備という名前の元、

信号を待つ場所にガードレールができて、ちょっと安全?になった、

というよりも、

市が安全にしたツモリだろう、といういかにもなお役所仕事ぶりに

保護者の多くは感心するやら、あきれるやら。

私が小学生の頃は、車が少ない道を通学路にしてあったけれど、

いまは誘拐などを考えて、車通りや人通りの多い道路を選ぶらしい。

一本中の道を通れば安全なのに!と毎年のようにPTA総会で

娘の小学校でも議題に上がるらしいが、

「人目の多い道が安全とされている」と言われるらしい。

誘拐と交通事故とどちらの頻度が日本では多いんだろう。。。

夫が通っていた小学校は過疎化に伴い、地域の小学校数を半分に減らし、

ほとんどの小学生はスクールバスで通学している。

娘の小学校も毎年のようにまことしやかに合併がささやかれつつ、

未だに合併されていない。

でも、登下校の交通事故が起こるたびに思う、

合併されて、スクールバス通学が一番安全なのに、と。