ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

怒髪天を衝く週末

週末に祖父の家に行った。

地元のケーブルTVからフレッツにする~という話を聞いていたけれど、

その後、いまひとつよくわからないらしい。

営業マンに何度も電話するものの、その代理販売店は愛知県。

「もう愛知にいるもんで、岡山に行くことはありません~。」と電話で

言われたのを聞き、プチっと切れて、その会社に電話した。

全盲の祖父が契約書もよく読まないで、契約して、

説明を求めても営業マンは契約内容の説明にも来ない。

どうなっているんですか?と。

その後、その営業マンから私の携帯に電話があって、

「”おとうさん”(祖父のこと)には言ったんですけれど~、」と、

とにかく馴れ馴れしい。

契約書にサインを祖父がしたというけれど、

全盲の祖父がこの狭い箇所に漢字で名前を書いた?

それはサーカスに入れるんと違います?

しかも、”本人確認書類”は運転免許証で確認した、と契約書にあり、

営業マンも運転免許証を確認したと言う。

ほぉ~、では、10年前に祖父がすでに返した運転免許証をどこでどうやって見て

本人と確認したのか、是非教えてもらいたいんですけれど!

ついでに契約内容の説明を求めると「ガイドを渡した」と。

全盲の祖父にガイド…それ意味ある?

ついでに契約書に入っているオプションについて聞くと、

「だから~、おとうさんにも言ったんですけれど~セット料金で~」と

とにかくしゃべりがちゃらい。

「まず、言葉遣いをもうちょっとまともにしなさい。

それから、契約の説明に来なさい。それが無理なら、NTTに直接、

販売代理店の名前と営業マンの名前を出して、説明を求める」と話すと、

「勉強不足でした。僕にチャンスをください!」とうっとうしい。

あげましょう、あげましょう、愛知県から岡山に営業に来たんだから、

説明にも来たら。私のいる週末に、と話すと、

「無理ですね。」と営業マン。

「それでは、最後のチャンスは終了ということで。

勉強不足の人を相手にするほど暇じゃないので、あなたの上司から

電話させてください。説明を求めます。」と電話を切った。

上司から、すぐに電話がありまして~、

「部下から”行き違い”があったと報告を受けまして…」と。

プチッ。

「行き違いって、全盲の祖父が契約書にサインしたと話したこと?

10年以上前に返納した運転免許証で本人確認したと話したこと?

それとも、セットで外せませんと嘘ついてオプションをつけたのが

バレたこと?ほかにもありますけれど、どれですか?」

上司と話してわかった。

「説明させてください!」と言われても、信用できないので、無理。

「あなたの説明も全く信用できない。

そもそも御社に不信感が拭えない。

不始末をNTTに話して、NTTから説明に来てもらえるようにして下さい」

と電話を切った。

NTTからもすぐに電話がありましたよ~。

聞きましたとも!

愛知の販売代理店が岡山にきて、やっつけ仕事をしているのは

知っているんですか?

全盲の祖父にサインさせたと適当なことを話して、

返納している運転免許証で本人確認して、そもそもこの契約は有効なんですか?

ついでに言うと、郵便番号も住所も契約書では間違えてますけれど、と。

「その件に関しましては、私が責任をもって訪問説明させてもらいます。」と

さすがNTT!と思うことなかれ。

平日は全盲の祖父しかいないので、週末にしてほしい、と話し、

「今週末か来週末」でとお願いしたら、

「私ごとですが、単身赴任中につき、連休は帰省したく…」

あまりにも”私ごと”過ぎて、怒りを超えて吹き出しそうになった。

・・・いま、クレームの対応しているのわかってます?

そういうときは嘘も方便で「すでに先約が…」でよいのでは?

すべて本当のことを話せば”誠実な対応”だと思ってます?といろいろと

言いたいことは盛りだくさんでしたが、

抑えて、「それでは、明日、どうぞお越しください。」となった。

「では、明日伺います。」といって電話を切ろうとするので、

「私はあなたがいついらっしゃるかわからないのを一日中家で待機して

待たなければいけないんでしょうか?」と聞いたら、

「ご希望の訪問時間帯はありますか?」とやっと聞かれた。

いろいろ、いろいろ言いたいけれど、「マニュアル作ったら?」と

誰も言わないのか不思議。

結論から言えば、”契約は無効”になりました。

すでに工事も終わってましたが、元のケーブルTVに戻り、違約金もなし。

「あの販売代理店へは全くペナルティがないんですか?」とつい聞くと、

「一定の研修を終えるまでは営業停止となりました。」だそうな。

本人も”勉強不足”は自認してましたから。

営業マンに”安い”、”安い”といわれていたフレッツ、地元のケーブルTVから

変更したら5000円ほど値上がりすることになっていた。

「説明がなかった」という祖父に「ガイドを渡した」という販売代理店の

営業マンは答えたらしい。

くどいようですが、”全盲”の祖父にガイドって…悪徳業者って言うんです!

祖父には訪問販売に対応するの禁止!

「なんかあったら、孫の携帯にかけろと言うように」ときつく言い渡した。

NTTから来た担当者、私の母にやたらと丁寧に接し、

工事日などはまた奥様の携帯にかけさえてもらいます、と母に言う。

「いえ、私の電話ですけれど。」と私が言うと、とーってもびっくりされた。

・・・まさかこの人があの電話相手?!という衝撃が顔に出てました。

契約書を確認して、不備を見つけて、

オプションをさもセットのように組み込んでいると電話したのは私です。

「本日は休日のため自宅におりまして…」と言うあなたを休日に仕事をさせたのも私!

休日出勤の費用に工事費に違約金はどうぞ販売代理店にご請求していただきたい。

ちなみに、一番応対が良かったのはNTTの116コールセンターのお姉さん。

マニュアルのなせる技か、それとも個人の資質か。

個人の資質だろうなぁ~。

コールセンターのお姉さんに研修の講師をしていただきたい。

私の怒りと契約書やなんやかんやのチェックで終わった週末を返せ!と

あまりに怒りすぎて夜、眠れなかった。

この一件で夫は自分の親に「訪問販売対応禁止」と言っていた。

祖父には「かとちゃんぺ」のハンコでも持たせようかと本気で考えている。