ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

STEM教育


ロンドンやアメリカのパルたちに花子の得意科目を聞かれた。
中間テストではまさかの得意な数学に足を引っ張られる、
という事態に陥ったけれど。
それというのもケアレスミスケアレスミスケアレスミス!!

花子の得意科目は絶対に「数学」「英語」「理科」。
日本人なら思う、「ザ・理系!」と。
ついでに理系の人は漢文も得意。
「共通項は規則性。法則性。」らしい。

ロンドンのパルは花子の得意科目3つを聞き、
"Very interesting! Two STEM and a Humanity."
(おもしろいわね! 2つのSTEMと人文系1つ。)
と返ってきた。

STEM、知っている人は知っている?
私は全く知らなかった。
Science (科学)
Technology (技術)
Engineering (工学)
Mathmatics (数学)

この4つの頭文字をとってSTEM教育と呼ばれるもので、
そのほかの科目より重要視されている、とロンドンのパルは言う。

ロンドンのパルの話を聞いても、いまひとつピンとこないので
STEM教育について調べてみたけれど、
全くもってピンとこないのは、私が文系人間だから?
プログラミングだとか問題解決能力だとか自分で考えるだとか
単なる理系人間を作り出したいわけではないとか…。
まぁ、そんな感じ…と適当にわかったつもりになっていたところ、
バージニア州のパルからきた手紙にも
”STEM教育”について書かれていた。
「学校や教師は特に女子学生にSTEM分野に興味を抱かせようと
執着している。」と。 obsess:とりつく、強迫観念、執着する
obsessの下に棒線を引いて強調してあった。

パルの娘ちゃんたちも数学と理科の発展講座(Advanced)を高校では
受講していたけれど、大学では受講しなかったことに
学校はとても残念がったらしい。
「だって、うちの娘たちは理科も数学も嫌いだったから。」と。
でも、
「花子は数学も理科も大好きで、得意。
それなのに学校に発展授業はないの?」
と、とても驚いていた。
その驚きは、「家庭訪問というものが日本にはあるって聞いたときくらい」の
驚きらしく…その比喩表現、日本人の私には全く伝わりませんけれど!

バージニア州のパルは
「また家庭訪問で大掃除って、大変だったわね~」と
最近は家庭訪問にも(その前の私の大掃除の話題にも)慣れてきているけれど、
先日、バージニアのパルに新しく友達ができた。彼女たちは元学校の先生たちで、
その新しい友達に
「私には日本人の友達がいて、こどもはまだ小学生と中学生なんだけれど
日本では家庭訪問なるものがあって、先生が家にやってくるの。」と
話したら、すごく驚かれたらしく、
「そういえば、私も最初に家庭訪問を知ったときは
このくらい驚いた気がするのに、いまは大掃除大変ね~くらいになっていたわ。」
と手紙に書かれていた。
バージニアのパルがご満悦になるほど彼女たちは”家庭訪問”に驚いたらしい。

私がバージニアのパルの手紙で驚いたことは…
「一番、お行儀が悪い人にイライラするのは間違いなく映画館ね!」と
映画館でのNGマナーについて長く詳細に書いていたこと。
そんなに映画館のマナーでイラっとくるのか…とびっくりした。

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