ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

10代…

カナダのパルの手紙が、予想外の英語の連続で、
「ん?どういうこと???」と混乱した。
きっと、こういう風に続くだろう、と想定していた英語と違い、
ちょっとしたパニックになった。

彼女の10代の息子くんについて書かれていた。

"He is really acting out."と。

acting outって、何?と調べると、
「問題児または神経過敏な大人の(通常イライラして)
衝動的で制御不能の爆発」と。
カナダのパルの息子君、よくも悪くも10代の反抗期満喫中。

He started skipping school.

スキップ、あぁ~、飛び級!と思って、ん?と気づく。
飛び級はskip grade,
skip school は、サボり。

つまり、「彼は飛び級した」のではなく、「彼は学校を
サボり始めた」わけで、その後、「去年の通知表は不可が
いろんな科目であった」りもしたとか。
学校に自分の居場所がないと学校を嫌いになり、
ソーシャルワーカーの協力を得て、動いているところらしい。
カナダのパルにとって次男になる息子くん、
「長男はすごく落ち着いていたから、こういう10代の反抗期の
準備が全くできていなかった」と書かれていた。

カナダのパルは息子くんが手に負えなくなり、
local youth centerに助けを求めた、と。
(日本でいうところの、青少年センター?)
私が同じ状況になったとき、一体、私はどこに助けを求めるのだろう、
と考えながら手紙を読んでしまった。

小中学校にいまはスクールカウンセラーがいる。
週1回の面接が予約制で、常駐ではない。(地域により違うかも)
こどもたちにとって、相談しやすい相手ではないようで
相談したことがあるという話は聞かない。
数人の保護者が利用したことがあると聞いた。
「あまり解決しない」という結果だったらしい。
話しただけで解決!明日には解決!そんな問題は実際にはないから…
とわかってはいるけれど、早さに慣れた現代人には物足りないのかも。