ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

寝起きの悪さ

インディアナ州のパルからハングアウトでメッセージが来た。
彼女は私が送った息子たちの釣り中の写真がとても気に入っていた。

May, I absolutely LOVED those pics of your sweet boys having fun
while fishing!
(メイ、私は本っ当にあなたの愛息たちが釣りを楽しんでいる
写真が大好きよ。)
I can tell they had a good time!
(彼らが素晴らしい時を過ごしたって言うことができるわ)
(→彼らがすごく楽しんだって私が言えるわ。)

Oh my that is so funny about Tarou!
(ああ、もう太郎の話はなんて面白いの!)

と書かれていた太郎の話は釣りの日の朝のこと。
いつもは「太郎、朝!」と呼ぶ。起きるわけがないので、
台所から壁をドンドンする。(太郎の寝室の壁でもある)
それでも起きず、部屋まで起こしに行く…ということが
日常茶飯事の寝起きのすこぶる悪い太郎。
そんな太郎を朝3時半に起こして、用意して明け方に釣り場着を
目指すという夫の案を聞いたとき、
まず無理だな、と思った。

実際はどうなったか。
3時半に夫の目覚ましが鳴り、(私も目覚めた…)
夫がほかの人を起こさないように「太郎」と小さい声で
太郎の部屋で囁いた。
いやいや、そんなのでは無理!私なんていつも朝から叫んで
起こしていますけれど!と思ったら、太郎はむくっと起き上がり、
「準備はできてる!」と。
靴下に至るまで着替えて寝ていた太郎…。
そのまま釣りへ向かった。

めでたし、めでたし…って、私が平日の朝にしていたことは何?!
そんなに寝起きよかったの?!
あんなささやき声で起きることができたのか?!と絶句した、
そんな3時半起きで満面の笑みで釣りをしている太郎の写真。
土曜の釣果を見て、日曜は次郎も参戦。
「花子も釣り行く?」と花子用のライフジャケットも買った夫は
花子を釣りに誘った。
「行かない。暑いから。」と断った花子、
涼しくなったら行く?と、なおも夫が聞くと、
「寒いから行かない。」
いや、もう「興味ない」って断れば?と花子に言うと、
「私のやさしさ。」と言われた。

インディアナのパルは毎朝、起きない太郎は「反抗期準備期間だ」と
言っていたけれど、
私はただ単に寝起きが悪いだけ、の気がする。
一過性でなく性分だから、より問題?

楽しいことをするときはしんどくても、眠くてもできる。
太郎にとって釣りは、3時半でもさくっと起きれる楽しいもの。
昼から微熱が続いていた花子、毎日、36.9度というぎりぎりの体温に
「学校、どうしよう…」としんどそうに言っていた。
朝から37.4度あった化学の塾の日、
「化学の塾…」と言ったら、「行くよ!行けるし!」と
化学の塾は行く気満々だった。
コロナウイルスのいま、発熱の人は先生が嫌がるから、
とお休みしたけれど。
太郎にとっての釣りと花子にとっての化学は同じ、
楽しくてわくわくするものなのだろう。
そこに学校が入っていないことは残念だけれど。