ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

代理戦争勃発

「メイ、勝った?」と友人たちに最近、よく聞かれていた。
花子を介して、夫と代理戦争をしていた。
今回の花子の期末テスト、理系科目は理系の夫が、
文系科目は文系の私が担当し、花子に教えた。
「どっちが勝ったの?」と。

テスト終了後、
「国語、満点かも」という花子のにんまり顔と
「数学、やっちゃったかも…」という花子の茫然とした顔に
心の中でガッツポーズを決めた私。

花子の自信度では、
5科目の最高得点は国語で最下位は社会。
社会、あれだけやったのに…と脱力してしまう。
なんなら、私がテスト受けたら満点いけるかも?というくらいに
花子の社会に付き合った。
中学時代、歴史は満点しかとったことがない私だから余裕!かと
思いきや、いまの歴史と私の時と重要語句変わってる!
昌平坂学問所ってなに?
シャクシャインって、なんだ?と用語集が手放せなかった。 

 

中学社会用語集 三訂版

花子の隣で用語集を開いて学習する…
あれ?誰のテスト勉強よ、これ。

昌平坂学問所:江戸の湯島に設けられた江戸幕府直轄の学問所。
幕府の体制を支える理論となる朱子学を教えた。
シャクシャイン:江戸時代に蝦夷地に住むアイヌの人々が
反乱を起こしたときの指導者。)

しかし、テストが返ってくると、「どこが満点?」な国語。
点数順に並べてみると、
一応、最高得点は英語の9割得点!
この文理2学期期末の戦い、夫には悪いが勝ったな…と
ほくそ笑んでいた。

数日前、順位表がでた。
花子はビミョーな顔で帰宅。
数学が学年2位!
「まぁ僕のやり方であっているってことだね。」とは夫の勝者の弁。
・・・・負けた。
点数では英語のほうが高かったのに!
5科目でも3科目でも3位以内に入った。
国語さえもう少し良ければ…と国語の点数が悔やまれる。
いや、まさかあそこで間違えるとは…
そこ、復習いった?というところでつまづいた花子に
つい、「第一言語は日本語ですか?」と聞いたら、
「いいえ、ギリシャ語」と返された。
道理で、お互いに理解できないわけだ…。