ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

軽いお誘い

久しぶりに化学のお話。
いや、正直、もう花子がなにを学んでいるのか謎。
散々、「うちの子が塾で何をしているかわからない」
というママさんを馬鹿にしていたのに、
同じ状況になっている。

一応、毎回、化学の塾の後、やたらとアドレナリンがでて
興奮状態の花子に帰りの車中で
「今日はどんなことを勉強したの?」と聞く。
果敢にも挑戦する。
前回は、「atom economy」と言われた。
お母さんなら英語でわかるでしょ?と。
…原子の経済効率???

「日本語では原子効率で…」から始まる解説を聞いた。
要するに、こういうこと?と聞くと、
「聞いているようで、全然聞いてない!」と言われた。
ちなみに同じ話を聞いて質問をした夫は
「聞いてないようで、ちゃんと聞いてたのね!」と
及第点をもらっていた。

最早、それが化学のどの分野(有機化学なんだか無機なんだか…)に
属するのかもわからない。

思えば遠く来たもんだ
十二の冬のあの夕べ
港の空に鳴り響いた
 『頑是ない歌』

と、中原中也がつい口から出る。
化学の資料集に目を輝かせた12才の秋から、2年。
どんどん好奇心を持ってすすんでほしい。

「今年は微分積分をマスターしましょう」と笑顔で化学の塾の
先生が言っていた。
「今度はひらがな覚えるよー」という感じで。
とっても軽いお誘い。軽すぎて、つい「はい」と言いそうになる。
花子には「お母さんも一緒に微分積分を頑張ろう!」と誘われ、
全力で「いやいやいやいや…」と拒否した。
数学、蕁麻疹でる!