ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

五十肩


夫が五十肩に年末になった。
コロナウイルスのいま、受診したくないと言っていたけれど、
原因不明の痛みで夜も目が覚めるほどだったので、
受診し、公式に、五十肩の診断が下りた。

病院からなぜか意気揚々と帰ってきて、
「五十肩や!」とドヤ顔された。
この肩の痛みはなんだろう?と聞く夫に、
生霊?怨霊?悪霊?もしくは、物の怪…、
つまるところ、いままでの報い、罰が当たったんだわ!と
散々に言っていたら、
知り合いのママさんも去年の4月に両肩が五十肩になっていたらしい。
「息子の厄がきた…」とのこと。
怨霊以外に厄もあったか!

夫は頭が上がらないどころか、肩まで上がらない、と
会社で同僚にぼやいたら、五十肩の同士がたくさんいたらしい。
意外にみなさん、なってる。
しかも、50歳より前で。

ちなみに五十肩、英語ではfrozen shoulder(凍った肩)という。
ロンドンのパルもなったらしい。
”I have had this!"(私もなった!)と。

Has it stopped hurtung yet?
It is so hard to explain to someone else how it feels.
(痛みは治まった?
この痛みを誰かに説明するのはむずかしいのよ)
と、夫にひどく同情的だった。
そうか、それだけ痛いってことか。
確かに夜中に起きる痛みなのだから、よっぽどだろう。
どこかの誰かは”生霊ちゃう?”と他人事だったけれど。

"Took a year go through the 3 stages."
(1年かけて3つのステージがあった)

ちなみにうちの夫はまだ痛みがあるので第1ステージらしい。
そんなロンドンのパルの話を夫にすると、
地獄の1丁目、地獄の2丁目、地獄の3丁目まであるのか?!と
恐怖におののいていた。
よっぽど日頃の行いが…あるいは前世の業が深いんだわ、
地獄の3丁目まであるとは。

ロンドンのパルが言うには、第1ステージは
"Stage 1 is where the shoulder bone is fusing to the socket"
(関節痛の炎症)
ステージ2で肩が動かせにくくなる。
ステージ3ではまた動かせるようになる、と。
つまり、地獄の1丁目はステージ1だけか!

そんな中、コスタリカのパルからメッセージが来た。
「背中と肩が痛い」と。
…それってまさか、frozen shoulder?(五十肩?)と聞くと
「YES」とのこと。
ちなみにスペイン語では”Contractura muscular"というらしい。
筋肉の拘縮(こうしゅく)。
それ、日本では五十肩っていうわよ、と話すと
37歳なりたてのコスタリカのパルはショックを受けていた。