ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

営業マンたち

時代を感じるときは人それぞれだろうと思う。
引っ越し業者の営業さんが訪問見積もりにやってきた。
営業さんが星野源に似ていた。
『逃げ恥』の星野源そっくりで、ちょっと挙動不審。
でも、会社の上司に電話するときは急に
「お疲れ様っす!」と体育会系。
上司が体育会系なのか?!
それともあなたも実は体育会系?
それとも会社が体育会系?と気になって仕方がなかった。
10年ほど前…いやもっと前か、ヨン様スタイルの営業マンを
あちこちの職種で見かけた気がするけれど、
いまは星野源か…と、時代を感じた。

2社に訪問見積もりに来てもらい、
どちらの営業マンからも言われた。
「荷物、多いですね!」と。
・・・えっ?!自称、ミニマリストなんですが、
本当に”自称”レベルだった?!とショックを受けたけれど、
本だけでも段ボール10箱では足りない、と言われた。
引っ越しのためにすでに45Lのごみ袋で20こは捨てたのに。
衣装ケース2つ分のものも消えたのに。
減らしてこれなんですが…。

星野源と声がとにかく大きい営業マンと2社の見積もりで、
星野源似には断りの電話を入れたところ
「あれをして、これをしたら、どうですか?」と言われた。
きっと見積もりをとって、こうやって価格を競わせて…
というのが正しい相見積もりや価格競争のさせ方なのだろう、
とわかるけれど、価格競争をすると現場の人がしんどいだけ、
になりそうな気もする。
「あれもできますよ。これもできますよ。」と競争相手が
出てきてから言い出す営業マンは信用できないので、
大手ではなく地域密着型の引っ越し業者に決めた。
正直、価格はあまり下がらなかったけれど。

大手の営業マンに複数の業者から見積もりをとっている理由を聞かれ
「いくらか相場が見当がつかないから」と話すと、
「相場なんて、業者にしかわかりませんよ、実際のところ」と
鼻で笑いながら言われた。
実際はそうだとしても…感じ悪かった!
それを心の中で思うことは勝手だけれど、
それをお客さんの前で言うとは…
「うちはしっかり研修しているんで!」と散々言われた後だけに
・・・なんの研修?マナー講座はないのか?と思った。

不動産購入を決めてから、いろんな職種の営業マンに
会ってきたけれど…「あら、素敵!」な営業マン、
意外に少ない、と夫に話すと、
「メイさんのマナーチェックが厳しすぎるから」と言われた。
逆にいえば、マナーさえよければ、多少のことは目をつむるのに。
大体は、マナーができてない人の仕事には納得できないけれど。