ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

"The Husband's Secret"

"The Husband's Secret"

夫が書いた「死んでから開けて」という手紙を見つけたことから
物語は始まる、夫の秘密。
夫の秘密の手紙を持つ妻、夫と従妹が恋に落ちた妻、
娘を殺された女性の3人が同じ地域に住むことになり…
というあらすじ。
オーストラリアが舞台だったので、イギリス英語の言い回しが
たくさんでている…に違いない。

アマゾンもGoodreadsもレビュー高かった!…よね?と
途中で何度か確認してしまったほど、いまひとつだった。
真ん中まで来たとき、「そうだろうと思った…」と
手紙の秘密が読めた。
そして、最後の最後でもやっぱり、「そうだろうと思った…」と
ストーリーが読める。
しかも、殺人犯の娘が事故に遭い、被害者の立場にもなり…
なんだこれ???みたいな話も入ってきて、
無茶苦茶だった。★をつけるなら、0.5だよ!と
読んでいる途中も読み終えてからも思った。
それとも最後までは一応、読ませたから、★2つくらいは妥当か?
というようなことを考えさせる本。

私にとっての21冊目の洋書で、ついに200万語かと思ったら
約196万語でした。次の本で200万語到達ということか。
洋書を読み始めたころは、「2週間で1冊読めた!」くらいだったのに
いまでは3日で1冊読めるようになってきて、読むスピードも
各段に早くなった。
日本語なら、500ページくらいの本は半日で読めることを考えると
洋書を読んでいるとどうしても遅く感じてしまうけれど。

1ページに10こはわからない単語があったのに、
辞書を引く回数はかなり減った。
単語や熟語をノートに記録しているけれど、
半分程度の量になっていた。
わからない単語がないとは言えないし、
いまだに新しい熟語と単語に「へぇ~」「ほぉ~」と言っていて
面白い熟語は家族にも披露している。

例えば、to drive someone bananas
誰かがバナナになる?
誰かをバナナにする?と謎に思い調べると、
(人の)気を狂わせる、という意味。
以後、「バナナにさせないで!」と家族で言っている。

I'm in a bit of a pickle.
ピクルスの中にちょっと浸かるって、どういうことよ?と
思って調べると、
in a bit of a pickleで困ったことになった、という意味。
”I'm in a bit of a pickle.”
「私、ちょっと困ったことになったわ」という意味になる。
こんなところでピクルスが出てくるほど、
ピクルスは生活に根付いた食べ物なのだろうなぁと思ったり。

次は誰も死なない本がいい…。