ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

10代について語る

仲良しのインディアナ州のパルと話した。
最近はどんな本を読んでいるのかと聞かれたので、
私が読み終わった洋書を集めている本棚の写真を送ると、
「私が読みたいと思っていた本がある!買って持ってる!」
という本が2冊あったらしい。
そのうちの1冊は"The blossom street"だった。

 

"Every Summer After"が高校生の恋愛で、
親の気持ちで読んでしまってしんどかったわ、
という話から10代のこどもの扱いはしんどい、という話になった。
乳幼児のときが育児で一番大変だとはよく言うけれど、
10代のこどもたちにはメンタルをやられる、という話を
インディアナ州のパルがしていて強く同意。
時代がいろいろと違うし、それぞれの考え方もあるし、
大人の一歩手前として尊重してあげたいとは思いつつ、
それはどうなんだ?というときには毅然とした態度も必要。
こどもたちより親が勉強させることに必死になってしまったりすると、
(そんな夏休みが40日も続いていると)
間違えているのだろうかと思い始めたり。

各家庭により考え方は違うだろうけれど、私は”自由”を
すごく尊重したいと思っている。
でも、”自由”には”責任”も伴うわけで、
ルールを分かった上での責任ある行動ができなければ
自由が制限される…と何度もこどもたちに話しているけれど、
高校生の花子はしばしば自由の意味を履き違えて、
ついに剥奪した、スマホを。
「夜寝るときにスマホがないと心が安定しない」と言うので、
スマホで心は安定しているように見えない、と話し、
「夜眠れない」と言っていたので、
数学の問題集が安眠効果高いよ、と伝えておいた。
数学の問題集なしでも眠れているようですが。。。

スマホの剥奪(現在進行形)、
やりすぎたかもしれない…と思うときもあるけれど、
という話をインディアナ州のパルにしたら、
行き過ぎた行動に罰を与えるのは親の務め。
でも、罰を与えることで親が傷ついたりすることが多いことは
意外に知られていない、と言っていた。
インディアナ州のパルも自分がこどもたちに与えた罰に傷つき、
義母に話したらしい。「やりすぎたかもしれない」と。
「それは誰もが通る道。」と義母さんが慰めてくれたとか。
インディアナ州のパルを訪れるときには、
義母さん家も行くことが決まったわ、と伝えた。

 ”Stay strong and you will make it out alive.”
(しっかりと切り抜けていくのよ)
と言われた。10代の子どもとの心意気は"Stay strong"、と
何度いろいろなパルたちに言われたことか、
アメリカ、カナダ、フランスと…。
そんな10代のこどもたち、我が家は来年10代が3人いることになる。
大殺界より怖いわ!と思っていたら、
調べたら来年、私は大殺界だった!…あら。