ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

"I've Got Your Number."

24冊目の洋書、
"I've Got Your Number."

Sophie Kinsellaは3冊目。
24冊読んできたけれど、面白かったから、
この作者の別の本を読みたい!となっていないので
彼女は私の中で別格。
イギリスの群ようこ、と思っている。
安定していて、毒がなくて、さくさく読めて、くすりと笑える。
読書に疲れたら手が伸びる作家。

今回のあらすじは、携帯を取られ、困っていたら
ごみ箱の中から携帯を発見。これはごみだから使っていい!と
他人の携帯を拾って使うことから始まる。
結婚前に代々伝わる家宝の値段がつかない一点ものの
婚約指輪を紛失したり、相変わらずドタバタして、
最後はきっちりハッピーエンド。

周囲でもコロナウイルスに感染した人が続々と出てきた。
中学校の先生たち、
よく行くタコ焼き屋のおばちゃん、
夫が通う理髪店、
金融機関の営業マン一家・・・と。
こういうとき、地味に気になるのはそれぞれの意識の差。
すごく感染に気を遣っていた人もいれば、
それはない人もいる。
ワクチン打っている人もいるし、打っていない人もいる。

月末に大阪にクラシックコンサートに行き、
スイスのパルと静岡で会う予定だった。
今回の感染者数の数に我が家は諦めた…けれど、
ニュースにはたくさんの帰省客に旅行客に…
そして夏休みを満喫した人たちと引きこもっていた
我が家の子どもたちは9月の学校再開で一緒の空間になる。
誰が感染しても仕方ない状況ではあるけれど、
感染しやすい(免疫力も抵抗力もなさそう!)から引きこもっていたことが
9月には無になるのかと思うと、どうにもやりきれない。
コロナウイルスは他者との意識や感覚の差をまざまざと
見せつけてくる気がする、なんてことをロンドンのパルに話した。

ロンドンのパルも私と同じでとても感染を警戒している。
そんな彼女は妹一家にBBQに誘われ参加したらしい。
屋外で、家の前で家族限定でする、という話だったとか。
BBQを楽しんでいたら、妹さんから「先週はご近所さんとBBQしたの!」
と告げられ、一緒にいたおじいちゃんからは、
「わしも先週はご近所さんとBBQした」と告げられ…
顔面蒼白になったとか。
9月には我が家も同じ状況。