ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

"Every Summer After"

"Every Summer After"

紙の本もあるのに、つい買ってしまったkindle本。
日本人のレビューを見たことがない!のもそのはず、
2022年出版だった。今年!

あらすじは、避暑地に湖畔のコテージを買った家族が
その隣に住む家族と仲良くなり、夏のたびに交流を重ねていく、
という話。キーワードは幼馴染の恋!

Goodreadersのレビューが賛否両論で、
この結末はない、主人公は当然の結果よ!という否定的なレビューから
お気に入りの一冊!!みたいな絶賛レビュー(こっちが多め)もあり、
つい選んだ一冊。
kindleでサンプルを読んだら、つい引き込まれた。

結論から言うと、私のレビューも「ちょっと…お勧めしない」。
この本を読みながら思った、恋愛小説をしんどく思ったら
もう年なのかもしれない…と。
レビューを書いた人もきっと年齢で大きく分かれるに違いない。
もしくは、”幼馴染との初恋”という使い古されたキーワードが
好きかどうか。
高校生なら、こんな恋をしてみたい!と思いながら読めるのかもしれない、
(知らんけど!)
しかし、高校生の娘をもつ親の私が読むと、
高校生の恋愛って、こんなに危なっかしかったっけ?
あぁ、やめとけ!そこでやめとけ!ストップー!!と
親の気分で読んでしまって、全く感情移入できない上に疲れた。
しかし、これがYA(ヤングアダルト)というジャンルらしいので、
私の選択ミスか。
10分以内の読書で6割のストレスが減少するらしいけれど、
違うストレスを抱えた気もする。
結末が賛否両論噴出だったけれど、私は「ナシ」派で。
あの結末はない…と無理やりな大団円にうんざりしてしまった。
最後はとにかくハッピーエンド、
幼馴染との恋愛と裏切りが好きな人にはおすすめの一冊。

kindle paperwhiteで読んだ3冊目の洋書。
kindle paperwhiteの下に読み終わるまで〇時間〇分、
という表示が出てくる。私の読書スピードを計り、
ページを計るたびに更新されていくので、辞書を引いていたりすると
ページをめくっても1分しか減っていなかったり、
わかりやすい単語だらけですいすい読んでいると、
1ページめくるだけで3分早くなったり…
kindleの表示より早く読む!となぜか頑張ってしまう。
ライバルは自分!って、読書が楽しめないわ!と表示を途中で消した。

パニック発作が起きるほどの”事件”があった、
とずーっとその”事件”を引っ張っていき、最後の最後で
事件が判明する。
「・・・あんたなぁ~」といち保護者としては説教したくなった。
高レビュー評価、信用できない…と思った一冊。