ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

甘噛み

子犬がきて1週間。
獣医師による診察を受け、まさかの”痩せ”と診断された。
あばら骨が触ってわかるのは痩せすぎです、と。
動物病院には痩せ、痩せ気味、標準、肥満気味、肥満、と
5段階がわかる毛皮のサンプルが置いてあって
それを触らせてくれた。
それ…売ってないの?と聞きそうになったほど。
触って判断するあの商品を考えた人、天才だわ!わかりやすい!と
夫と久しぶりに絶賛した一品。

えさの量が少ない気がして、
若干、量を増やし(フードのパッケージを見ながら)
回数も3回から4回に増やして胃腸に負担をかけないようにして…
うんちの硬さにも細心の注意を払い、
ドッグフードもきちんとふやかし…子犬っぽい丸っこさがでてきた。
そして、子犬っぽいといえば甘噛み。
実家で飼っていた柴犬はあまり甘噛みをしなかった気がする…。
それに対して、すごく噛む。
まぁ、子犬だし…と放っておけないのは大きくなると50㎏になるから。
「非行と草は芽がでたらすぐに摘むべし!」と
ご近所のおばあちゃんが言っていた。

甘噛み対策、いろいろ読んだ、見た、情報満載!
No!と短く言う、ひっくり返して服従の姿勢にする、
喉の奥に入れる、うーっと低い唸り声をあげる(人間が)…
各種やってみて、一番効果があったのは低い唸り声をあげること。
ダメ!や No!より通じる。
ただ、隣家のおばあちゃんに
「最近、犬飼ってるの?犬の唸り声がよく聞こえる」と言われた。
その唸り声、多分、人間…とは言わなかったけれど。

ちょっとずつわかってきた子犬の性格によると、
プライドが高いので、怒られると反抗的になる。
いや、我が家には10代が3人いて反抗的で嫌になるから子犬…
という発想だったのに、反抗的な人が増えてますやん!!と呆然。

甘噛み対策、本や動画のはすべてしたけれど効果はない!ので
考えてみた。
そういえば、こどもたちがおしゃぶりをやめれず出っ歯になりかけたとき
使ったあの苦い爪に塗るのはどうだろうか?と。
バイターストップ 

爪を噛む子にも有効でカナダのパルが
娘ちゃんの爪噛みに苦労していた時、おすすめしたこともある。
効果てきめんだったらしい。
うちのこどもたちもあまりの苦さに吐いたほど。

わざわざAmazonで買い、家族全員で爪に塗った。
結果は…効果ありませんでした~!!
あまりにも効果がないので、「味しないの?もう取れてる?」と
こどもたちが自分の爪をなめ、うぇぇ~!!とやっている。
・・・おバカなの?と喉まで出かかる。
夫はポテチをお箸で上品に食べ始める。
(手で食べると爪が口につき強烈な苦みに襲われるため)
私の爪はテカテカにバイターストップを塗っているのに
子犬には効果がなく、私はたまに指が当たり苦みに耐え…
毎日”甘噛み しつけ”で検索中。

それでも、きっと賢いんだと思う!
トイレをできたらサークルから出してもらえる!と覚えたので
ちょろっとおしっこをみんながいるときにはずっとしてる。
ただ、それぞれに忙しい朝などはおしっこがトイレにでているのに
気づかれない時は吠えて「褒めろ!崇めろ!」とアピールもすごい。
友人が子犬を見て、
「メイの家にくる動物はみんなアピール力がすごくなるのね」と
感心していた。