ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

危険人物

危険人物の見極め方は難しい。
我が家がバーニーズマウンテンドッグ、通称バニちゃんを
飼い始めた時、鳥のウイルスが犬に感染しますか?と
ワクチン接種を終えてない子犬だったので心配した。
「それはない」と獣医さんに一笑に付されたけれど。
「ただ…気を付けてくださいね」と言われたので、
鳥の病気に?何に気を付けるんですか?と聞いたところ、
鳥が捕殺されないようにということだった。
鳥かごの掃除をするときにはバニちゃんをハウスさせて…としたところで
鳥が飛んで行く!
そして、ついにそのときが来た。
ピーちゃん(我が家の愛鳥)がバニちゃんの口の前に…
「やられる!!」「やられた!!」と家族の誰もが思った瞬間、
噛みついた!!
ピーちゃん(鳥)がバニちゃん(大型犬)の鼻を…一番痛いのに、そこ…。

勝負はそのときにつき、その後、何度かバニちゃんが
ピーちゃんに仲良くしようと近づくも、ピーの本気噛みで撤退…。
いまではピーとバニちゃんが接近すると、
「やめとけ!あっちは本気だから、勝ち目はない!」と
家族全員がバニちゃんを止める。
こどもたちも「バニちゃんは手加減をする。ピーは常に本気。」と
一番の危険な動物はピーちゃん(コザクラインコ)になっている。
獣医さんに「鳥は元気にしていますか?」と聞かれた。
37キロの大型犬がいる家なんだから、もう…と思ったのだろう。
どちらも同じ部屋にいることがあるけれど、一定の距離を保っています!
と答えたら、「やはり鳥が逃げますか?」と。
「いいえ、バニが逃げるほうです。」とこどもが答えたので
獣医さんが驚いていた。
我が家のピーちゃんは超危険鳥で、機嫌がいい時は手乗りですが
機嫌が悪い時や抱卵中は鳥かごの傍を夫が通っただけで
噛みつく…通り魔。

人も動物も見かけによらない…。
怖そうに見える大きい動物が強いとも限らない。
数週間前、犬の散歩をリードをつけてしていた花子がご近所の
パパさんに怒られたらしい。「ちゃんと見ろ!」と。
そのパパさんのこどもたちは道路で遊んでいて、
我が家のバニちゃんに近づこうとしたので、リードを短く持ったところ
家の前からスマホを触りながら怒鳴ってきた、と。
その若いパパ、夫(強面)には挨拶するけれど、
私やこどもの挨拶は無視…。
「危険人物は見かけではわからないのに」と末っ子が言っていた。