ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

生後4か月

生後4か月の子犬、18キロ超え。
重すぎる…。
こどものときに柴犬のミックス、つまり雑種を飼っていたので
犬のことなら知っている!と思っていた。
いま、我が家にはバーニーズ・マウンテン・ドッグという犬種がいる。
「日本犬ではないのね」としみじみ思う。
例えば、散歩に行くときは散歩をする人に速度を合わせてくれる。
ぐいぐい引っ張って行ったりはしない。
1人で遊ぶよりもくっついていたい派で、
縄張り主張もそれほどなく、いつもフレンドリーにいきたいのに
吠えられると「怖すぎ…」と後進。
叱られるとしゅん…とするわけではなく、反抗的になる。
本にこの犬種は叱ることは逆効果と書いてあったのも納得。
"Good boy!!"(良い子!!)と洋犬なので、英語で大げさに褒めてみた。
満更でもなさそうで、さすが洋犬。
オーバーに褒められることに慣れていて叱られることに慣れてない!と
家族で感心。
新潟生まれの兵庫育ちなのに。

そんな我が家の子犬、乳歯の生え変わりでとても歯がかゆいようで
噛む…。甘噛みではあるけれど、痛い。
噛まない、と言ったり、No!と言ったり、大きな音を出したり、
各種しているけれど効果はなく、
「家事をしたことある?」なんて言われていた私の手が生傷が絶えない。
こどもたちもかなり犠牲になっていて、
「お母さん!しつけがなってない!」と言われる。
そんなときは、
「実は…どうも私はしつけが苦手みたいで、3人の子育てに失敗しまして…」
というと、こどもたちも気づいたようで、それぞれ、
「一人は成功例がいてよかったね!がんばってるよ!」とほめてくれる。
そんな話を海外のパルたちに話すと爆笑だった。
世界共通でわかる笑いのようです。
中3の息子がクゥーンと甘え鳴きをする子犬を構っていた私に
「甘やかしすぎやで!」と言ってきた。
「…そうなの、どうもこどもたちを甘やかしすぎるようで…
やっぱり厳しくいくべきかしら?」と聞くと、
自分にかえってくることがわかったようで、
「そのままでいい!十分だから!」と言って二階へ上がった。

我が家の子犬は18キロで、小型犬が多いご近所では我が家の子犬より
大きい成犬はもはやいないのでは?と思うほど。
それでも散歩に出かけようと玄関ドアを開けたところを
通りかかったトイプードルに吠えられるとUターンし、
よぼよぼのコーギーが前方にいると足がガクガクになって前に進めず、
威勢のいい豆柴がいる家の前は絶対に通れず。
いままではそういうときには抱っこでワープ作戦だったけれど、
なんせオーバー18キロ…なんのトレーニング?と思うほどの重さで
抱えては10歩も歩けない。
体は大きいけれど、気は小さい、褒められるのしか受け付けない、
家ではコザクラインコに鼻を噛まれてからインコにも怯えながら
おじさんのようないびきをかきながら、あおむけで寝ている。
中に人間が入っているのでは?と思えて仕方がない。