ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

今年読んだ和書

2023年も残り少なくなり、
今年のおすすめの本を紹介する動画が流れるようになってきた。
そうか、もう年末なのか…。
私も今年の読書冊数を数えてみた。
kindleに洋書に和書に…漫画の量に血の気が引いた。。。
もう途中で数えるのをやめてしまったけれど、
ざっと150冊超え(マンガのみ)
洋書は11冊(12月18日現在!)、和書は26冊…。

今年読んだ中で、ベスト3は…と発表したくなるほど
甲乙つけがたい本が正直あまりなかった。
途中までよかったのに、あの結末はない、あの終わり方はない、
読み終えると薄っぺらく感じる本が多かった印象。
そういう本にばかり当たった1年だったのか、
私の本を選ぶアンテナの精度が落ちているのかと反省した。
それでも、今年、1冊だけおすすめの本を選ぶなら、これ!!!
『僕らには僕らの言葉がある』

難聴でそれまで盲学校に通っていた青年が硬式野球をするために
普通の高校へと進学し、もまれる…というのはありがちなストーリーだけれど
この本はちょっと違う。
お互いに近づいて理解しようとする新しいストーリー。
いろんな年代の人に読んでほしい一冊。


ベスト3としぼりきれないけれど、
今年、私が読んだ中でおすすめする和書を数冊。

古いアパートで孤独死した老婦人、しかし貯金が数千万あり、指を欠損。
しかも偽名に偽の個人情報…彼女は一体、どんな人生を歩んできたんだ?と
気になった新聞記者の追跡。
さすが新聞記者!と唸りつつ、最後は…。

 

手話しか使わない学校は実は少ない…そんなことすら知らなかった。
ETV特集でこの学校を見たけれど、日本だけれど外国で、
それでもこどもたちの瞳がみんなキラキラしていたのが印象的だった。

 

歴史好きを自認していたけれど、徳川家重
誰それ?というレベルだった。(9代将軍)
大岡越前に吉宗、田沼意次と時代の有名人がたくさん登場する。
時代小説としてはその時代の生活が見えてこない気がしたのが残念。

 

反抗期のこどもを持つ親にはおすすめ。どこも一緒と思えるエッセイ。